【仕事で使える直感力の高め方】直感力を高めるコツを伝授。瞬時に、論理的に考えるには

こんにちは! ユメメです^^

今回は『直感力』 という本について書いていきます。

アイディアが浮かばない😫」や「処理速度が遅い😢」ことに悩みを抱えている方へ

ユメメ

直感力高めましょう!

この記事では以下の4点について解説していきます。

  1. 直感とは何か
  2. 意欲を持ち続けるコツ
  3. 他力を活かす
  4. 不利な場面を想定する

この記事を読むことで「直感力」を理解して「瞬時に」「論理的に」判断る能力を身につけましょう。

それでは、始めましょう!

 チャート1 直感とは何か

直感とは、論理的思考を瞬時に行えることです。

カーネギーメロン大学の金出武雄氏によると、

論理的思考の蓄積が、思考スピードを早め、直感を導いていてくれる

直感とは、それまでは毎回発火していた脳のニューロンが、その発火の仕方がいつもと同じなので、そこに結合が生まれ、一種の学習が行われた状態

と指摘しています。

ある課題を抱えているとき、「フッ」と解決策が浮かぶ経験はないでしょうか?

これは課題を日常的に考えることでその課題を考える脳の回路ができた結果、直感に結びついたということです。

つまり、「直感は鍛えられる。」と言い換えることができます。

直感は一握りの優秀な人間に与えられたものではなく、努力で身につけることができるのです。

例えば仕事で「アイディアが浮かばない」や、「処理速度が遅い」ことに悩んでいる方は、まだまだ脳の回路が構築されていないということです。

焦らず継続しましょう。継続することで脳の回路は強化され、直感力が磨かれます。

直感について、将棋の世界ではこのような言葉があります。

長考に好手なし。

長く考えて出した結論よりも瞬時に閃いた一手がより好手であるという意味です。

日常生活で直感が活きる場面は以下のようなケースがあります。

  • 長時間の会議にもかかわらず、結論は中身が薄く誰にでもパッと思いつくような内容であった場合。
  • Aという選択肢とBという選択肢は導き出した。しかしAを採用すべきか?Bを採用すべきか?ここで悩んでしまう場合。
ユメメ

普段から脳の回路を強化し、「直感力」を鍛えることが大切です。

 チャート2 意欲を持ち続けるコツ

チャート1では直感には論理的思考の蓄積が必要だと述べました。

しかし、勉強や仕事など、論理的思考に苦痛が伴う場合、継続することが困難になります。

苦痛を伴う作業に対して意欲を持ち続けるためにはどのようにしたら良いか?

この本では「囚われない」考え方の重要性を説いています。

囚われない考え方

著者、羽生善治氏が幼少期に通った八王子の将棋道場では独自の昇級規定がありました。

将棋のルールしかわかっていない子供がどうしたら将棋を楽しめるだろうかこの将棋道場では、普通は八級から始まる段位を一五級から始めたのです。

すると1回勝つと一五級から一〇級に昇格、もう一度勝つと八級、あと2連勝で七級とみるみる昇格していくのです。

これが「囚われない」考え方です。

一般的な八級をスタートラインと考えるのではなく、「どうしたら楽しめる仕組みを作れるだろうか?」という柔軟な発想が「囚われない」考え方を生み出します。

これは、勉強やダイエットでも応用できます。

例えば、次の章まで勉強できたら自分にちょっとしたご褒美を、1日ダイエットに成功したらカレンダーに「◎」をつけるといったように「自分が楽しめる仕組み」を作るのです。

行動の先に「楽しみ」を作ることで「努力」や「気合」といった精神力に頼ることなく自然と良い行動へ誘導する仕組みを作れます。

人の脳は「経験の蓄積によって変化」します。

人の行動については過去の記事で人の行動を操る方法を解説していますのでご参考になれば嬉しいです。

ユメメ

ぜひ、直感力を身につけるために行動を継続しましょう

行動を継続する意欲を持ち続けられるよう「楽しい仕組み」を作りましょう。

モチベーションを維持できれば直感力は磨かれます^^

 チャート3 他力を活かす

他力本願と聞くと、

「自分の努力を惜しみ相手に依存する人間」

「怠惰な人間」

といったマイナスのイメージを持たれるかも知れません。

しかし、それは誤りです。

心理学の分野にはミラー効果という言葉があります。

ミラー効果

ミラー効果とは、相対した相手と同じ動きをすることにより相手へ好意を持ったり、思考が同調することで安心して話すことができたりする効果を言います。

マラソンでトップ集団の中を走っていれば自然と「脱落するものか」と集団の中に残ろうとします

これは勉強でも同じです。

例えば、塾で周りの同級生が猛烈な勢いで受験勉強している状況では

「自分も勉強しなくては」

「このままでは取り残されてしまう」

焦りを感じるはずです。

このような環境に身を置いていれば、勉強をすることが特別なことではなく、周りのみんながやっていることだから」とごく当たり前に習慣にすることができます

つまり、あなたの能力を向上させるには「他力を活かすこと」が重要なのです。

他力を活かすとは、他人の能力を足場にしてのし上がろうとするのではありません。

自分にとって良い影響を与えてくれる環境に身を置き、良い影響を相互に与え合うことで全体のスキルアップを目指すということです。

ユメメ

「自分だけ成功しよう」というマインドではなく、周囲の人間を巻き込んで相乗的に成長を目指すことが目標達成や能力向上への近道です。

 チャート4 不利な場面を想定する

目標を達成したい。

この勝負は決して負けられない。

このような時は、

徹底的に不利な場面を想定しましょう。

この本では思考の9割程度は不利な場面を想定するのがちょうど良いとしています。

では、なぜ不利な状況を考えることが重要なのでしょうか?

9割不利な状況を想定すべき理由
  • うまくいく状況だけを考えていては思考停止してしまい、そこからの成長が見込めない。
  • 実際に不利な状況に立たされたときに動揺せず対処が可能になる。
  • 想定よりも不利な状況ではない場合、余裕を持った判断が可能になる。
  • 不利な状況を想定することで「不利な状況」という経験の蓄積ができる。

「勝つ人」は徹底して自分に不利な状況を想定しています。

不利な場面をできるだけ多く想定し、実際はそれを回避しましょう。

ユメメ

これが最適な方法を選ぶための直感力を高め、「勝つ」ための方法です。

最後に

今回は『直感力』について紹介しました。

ここまでの話をまとめると以下の通りです。

  1. 直感とは、論理的思考が瞬時に行えること。直感は脳の回路を強化することで鍛えられる。
  2. 直感を鍛えるには論理的思考の蓄積が必要。継続するために「楽しめる仕組み」を作りましょう。
  3. 他力を活かす」とは自分にとって良い影響を与えてくれる環境に身を置き、良い影響を相互に与え合うことで全体のスキルアップを目指すということ。
  4. 不利な場面を想定するメリットを理解し、9割は自分に不利な場面を想定しましょう。
ユメメ

直感とは「当てずっぽう」や「投げやり」ということではありません。

蓄積された経験に基づく瞬時にに行われる論理的思考のことです。

急激に変化する社会で、何がどのように動いているのかを的確に判断するためには「直感」が重要だと思います。

ぜひ「直感力」を高めて生きる力を磨きましょう^^


最後までご覧いただきありがとうございました。

by  ユメメ (╹◡╹)




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