【金持ち父さん】に学ぶ6つの教え_お金持ちになりたければラットレースから抜け出すしかない

こんにちは!ユメメです^^

今回は『金持ち父さん貧乏父さん』という本を紹介します。

ユメメ

お金持ちになるための6つの教えを紹介します!

この記事では以下の6点を解説します。

  1. お金持ちはお金のためには働かない
  2. お金の流れの読み方を学ぶ
  3. 自分のビジネスを持つ
  4. 会社を作って節税する
  5. 金持ちはお金を作り出す
  6. お金のためでなく学ぶために働く

この本は当時9歳だった著者が、友人の父親である金持ち父さん」から著者自身が受けた「お金の授業」が記された本です。

この記事を読むことで「良い会社に勤めて月々の支払いを済ませ、定年まで勤め上げる」ラットレースから抜け出す方法を知ることができます。

この記事がおすすめな人
  • お金に困らない人生を手にしたい人
  • ラットレースから抜け出したい人
  • マネーインテリジェンスを高めたい人

 チャート1 お金持ちはお金のためには働かない

考えてみてください。

あなたが毎日職場に向かうとき「本当に心の底から職場に行きたいと思っているのでしょうか?

多くの人は「仕事だから」「家族のために」と毎日自分を納得させて重い身体に鞭打って職場へ向かっているのではないでしょうか。

1-1 終わりの無いラットレース

なぜそのような毎日を送っているのか?それは恐怖に支配されているからです。

月末に送られてくるカードの請求書や家賃、ローンの支払いが滞ることへの恐怖です。

もし、毎月の支払いに困らないくらいの十分なお金を持っていれば職場へ行かなくても良いはずです。しかし、十分なお金を持っている人はそう多くはありません。

なぜなら、大金を作るためには膨大な時間と労力を必要とするためです。

「我慢ばかりの人生で何が楽しいのか?」

こう考えた結果、お金は貯まらず毎日の生活費の支払いと「1日のご褒美に」と贅沢品にお金を使います。これが多くの人が陥る尽きることのない欲望と恐怖に支配された人生です。

このようにお金のために走らされる人生。これが、金持ち父さんが言うところの「ラットレース」です。

1-2 これからずっと働き続ける必要はない

これからずっと働き続ける必要はありません。

お金持ちと貧乏の決定的な違いは何か?金持ち父さんは言います。

中流以下の人間はお金のために働く

金持ちは自分のためにお金を働かせる

例えば、少ない給料のために自分の時間を切り売りしてしまうのが中流。株や債権、不動産や事業による収入でお金を生み出すのがお金持ちです。

中流の働き方の場合、少ない給料を得ながら家賃やローン、食費などにお金を使います。その結果、手元に残るお金は増えず、いつまで経ってもラットレースから抜け出すことができません。

一方でお金持ちは自分の収入源を拡大させることで複利的にお金を増やすことができます。これが金持ち父さんの言うとことの「自分のためにお金を働かせる」です。

では、なぜ多くの人が収入源を拡大させられず、ラットレースから抜け出せないのでしょうか?

本から引用します。

大抵の人は恐怖や欲望といった感情が一体どこへ自分を連れて行こうとしているのかほとんど考えもせずに、ただ感情に突き動かされるまま高い給料、昇給、安定した仕事を求めて一生を過ごす。それは、鼻先にニンジンをぶら下げた馬が、どこへ行くのかを知りもせずに、重たい荷物を引いて走り続けるのと変わりがない。馬をあやつる人間は、馬を自分の望む方向に行かせることができるかもしれないが、馬自身は決して手に入らないニンジンを追いかけ続けるだけだ。明日になってもまた新しい人参を目の前にぶらさげられるだけなんだ

第一の教え 金持ちはお金のためには働かない より

つまり、良い教育を受けて、良い企業に勤め一生懸命働いて定年を迎えるという常識を疑うべきなのです。

自分はどこに向かっているのか?何のために働いているのか?これを明確にする必要があります。

ユメメ

お金持ちになるには自分のためにお金を働かせることが重要です。

お金に働いてもらわず、自分自身が一生働くしかないと思っている以上、お金持ちからは遠ざかります。

 チャート2 お金の流れの読み方を学ぶ

金持ち父さんの第二の教えは『お金持ちになりたければ、「お金の流れ」を学ぶしかない』です。

2-1 損益計算書 貸借対照表

これは損益計算書貸借対照表と呼ばれるものです。

簡単に言うと、損益計算書は収入と支出、貸借対照表は資産と負債を扱います。

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ より

最も重要な事です。

お金持ちになるためには資産負債の違いを理解する必要があります

①の通り、資産(株や不動産など)は収入を増やします。

②の通り、負債(ローンやクレジットカードの未払いなど)は支出を増やします。

お金持ちになるためには、①を増やして②を減らすことが重要です。

2-2 貧乏な人のお金の流れ

貧乏な人のお金の流れは次のとおりです。

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ より

仕事によって得られる給料はその月の税金や家賃など、生活を維持するために必要な支出に使われます。

IN=OUTの状態ですので、この状態では資産が増えることはありません。

毎日の生活がギリギリの状態です。

2-3 中流の人のお金の流れ

一方、中流の人は、貧乏な人に比べていくらか給与による収入が多いので給与から支出を引いても少しお金が余ります。

しかし、中流の人は余ったお金を負債に使います。

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ より

負債とは、住宅ローンや自動車のローンなどです。

例えば車を購入すると保険料の支払いや車検、駐車場の料金、ガソリン代といった多くの維持費が必要になります。

これが負債です。

負債はあなたの支出を増やすばかりで資産や収入を増やしません

中流の人がいつまでもラットレースから抜け出せないのは、資産と思って購入しているものが実は負債だからです。

2-4 お金持ちの人のお金の流れ

ではお金持ちの人のお金の流れはどうでしょうか?

第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ より

お金持ちとの中流以下の人の決定的な違い。

それは、資産からの収入があるか?

です。

お金持ちの場合、資産からの収入があり、それを使ってさらに資産を拡大させることができます。

つまり資産があればお金持ちになれるということです。

しかし、「お金がないから資産がないのだ」という声が聞こえてきそうです。

ではなぜ資産が無いのか?それは「お金を使う順番を間違えている」からです。

十分な資産を築いてから支出を増やせば良いものの、つい目先の贅沢や浪費にお金を使ってしまします。この状態では、資産が増えることがなく、いつまで経っても生活は楽になりません。

ユメメ

「一所懸命に働くのが良いことだ」

「いつかの昇進を目指して」

「持ち家は資産」

こうした思い込みが脳に刷り込まれた結果、収入を給料のみに依存してしまったり、負債を資産と勘違いしてしまうのです。

結果、浪費に偏ってしまいラットレースから抜け出せません。

確かに「我慢ばかりでは生きている意味が無い」という価値観もあります。

しかし、

人生100年の時代。将来的にわたって生活を楽にしたいのであれば、毎月の支出を減らして少しづつ資産を購入していくことをお勧めします。

 チャート3 自分のビジネスを持つ

金持ち父さんの第三の教えは『自分のビジネスを持て』です。

3-1 本当の資産とは?

金持ち父さんは言います。

「自分のビジネスを持つことは資産を持つことだ」と。

先ほど紹介したとおり、資産を持つと収入が増えます。金持ち父さんはそのような資産を持てと言います。

では、金持ち父さんが言う資産とはどのようなものか?書籍から引用します。

本当の資産とは?
  1. 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
  2. 債権
  3. 収入を生む不動産
  4. 手形、借用証書
  5. 音楽、書籍などの著作権、特許権
  6. その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

第三の教え 自分のビジネスを持つ より

特に、①の「自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス」への正しい理解が必要です。

例えば、店舗の経営でレジ打ちを自らやらなくてはならないビジネスは、資産ではなく「自分の仕事」です。

自分が手を動かさなくても収入を得られるような仕組みを作りましょう。

例えばこのようなセリフをよく耳にします。

残業して少しでも多く稼ごう」「バイトでもするか」「いつか昇進すればなあ・・」

このようなセリフは資産を増やす人のセリフではありません。

なぜなら、このようなセリフを使う人はお金を生み出すには自分の時間と労力を差し出すしかないと考えているからです。

ユメメ

不労所得があれば、日々の支出に充てることもできます。

自分が働かなくて良い仕組みを作れば、自らが手を動かす必要がありませんので別のビジネスを興したり、あるいは、自らが作業者となることもできます。

つまり資産があれば、選択肢が生まれるということです。

 チャート4 会社を作って節税する

金持ち父さんの第四の教えは『会社を使って節税せよ』です。

4-1 1年間のうち、4〜5ヶ月の労働は税金のため

平均的なアメリカ人は1年間のうち4〜5ヶ月は税金のために労働しています。

日本でも同じような状況です。特に、累進課税制度が適用されるこの国では一生懸命働けば働くほど政府に納税する金額が増えます。

ちゃんと勉強して良い大学に入り、定年まで大企業に勤める

こうした教育を受けてきた私たちは、それを疑うことなく実践してきました。

しかし、このような教育を受けた人の多くは本当にお金持ちになれているでしょうか?

例え給料が増えたとしても高級品に手を出したり、負債を購入してしまって会社から離れられなくなっていないでしょうか?

このように、働いても一向にお金持ちになれない社会。お金持ちはどのようにこのゲームを勝ち進んでいるのでしょうか?

それは次の通りです。

第四の教え 会社を作って節税する より

お金持ちは個人の資産から企業に投資をします。

投資をしたお金は企業の経費として税額が控除されますので支出は抑えられます。

本来支払うべき支出は同じでも、お金持ちは「会社」というフィルターを通すことで支払う税金を少しでも減らしているのです。

ユメメ

お金を増やすには税金に限らず、ポイントの活用や節約といったお金を増やす工夫を取り入れることが大切です。

金持ち父さんの第四の教えの根幹にあるのは、ファイナンシャル・インテリジェンスを高めよ。あらゆる手段を使って「お金を作り、守る」ということです。

 チャート5 金持ちはお金を作り出す

金持ち父さんの第五の教えは『お金を生み出すには度胸が大切』です。

5-1 「行動」することに価値がある

かつては土地が資産でした。次は工場や企業。今は情報を持っている人が多くの富を築いています。

時代は刻一刻と変化しています。

お金を作り出す人は、周囲の状況を観察し、時代の波に乗ることで成功を収めてきました。つまり「行動」してお金を作り出していたのです。

よく耳にする言葉です。

もっと給料が良ければ生活が楽になるのに・・」

いつか宝くじが当たったら・・」

このような言葉が現実になるのはいつでしょうか?下手をすると一生叶わない夢です。

なぜなら、言葉だけが先行するばかりで「行動」が伴っていないからです。

5-2 常識を疑い行動する度胸

一生懸命働いて貯金をしましょう。」

これがかつての教育です。

バブル期のように年間5%の金利がついた30年前の常識です。

今の銀行金利は0.001%程度です。

一生懸命働いて50%の税金を払って残りを貯金する。貯金には幾らかの利息が支払われるがそれにも約20%の税金がかかります。

お金持ちになるために、何十年も貯金をしながら生活をするのも確かに一つの選択です。

しかし、収入と貯金に依存するお金の増やし方に対して、金持ち父さんは「もっと大きくお金を増やす絶好のチャンスを見逃してしまう。」と指摘します。

安く不動産購入して高く売ったり、ネット通販などで利益を出すことの方が貯金をするよりもよっぽど早く資産を拡大させられます。

これまでの常識に囚われずに、今の時代に適切な行動を選びましょう。

ユメメ

多くの日本人が一歩を踏み出せないのはこれまでの学校教育が大きく影響しています。

正しい答え」を解答すると先生に褒められる。「間違った答え」は怒られます。

この恐怖が「行動」する機会を奪っているのです。

自転車に乗れるようになるまで一度も転ばなかった人はいないはずです。みんな転びながら覚えたはずです。

間違いは失敗ではなく「成功につながる経験」と捉えましょう。

 チャート6 お金のためでなく学ぶために働く

金持ち父さんの第六の教えは『広く学ぶこと』です。

6-1 売る能力

お金を増やす事となると、大抵の人が持っている唯一の技術は「一生懸命働くこと」でしょう。金持ち父さんは、この技術の他にもう一つ重要な技術を身につける必要があると指摘しています。

それはセールスとマーケティング。つまり、売る能力です。

書籍から引用します。

「マクドナルドのハンバーガーより美味しいハンバーガーを作れる人はいますか?」と聞くとほとんどの生徒が手をあげる。そんなとき私は続けて「じゃあ、もしあなたがたの方がおいしいハンバーガーを作れるとしたら、なぜマクドナルドの方があなたより稼ぎがいいんでしょう?」とたずねる。

第六の教え お金のためではなく学ぶために働く より

たとえ美味しいハンバーガーを作っても売り方を知らなければ大金を手にできません。

世の中には優れた技術を持っているにも関わらず、金銭的に裕福が無い人で溢れています。それは、もう一つの技術、売る技術がないからです。

例えば医者や整備士、教師といった専門性が高い職業に就く人でさえお金に困る人がいます。

なぜそうなるのか?それは、どんなに良い腕を持っていても、どんなに教えるのが上手でもそれを活かす場がなければ宝の持ち腐れだからです。

専門性は強みでもあり弱みなのです。

専門性が高すぎると他の分野では能力を活かし難く、専門性に頼りがちですのでマーケティングに力を注がなくなります。

あなたの持つ技術に加えて売る技術を身につける。つまり、浅く、広く知識を身につけることが重要なのです。

ユメメ

物を売るというと、相手にお金を出させる事ですのでネガティブなイメージを持たれがちです。

しかし、買い手へ「価値」提供するのが物を売ることの本質です。

決して後ろ向きなことではありません。

最後に

今回は『金持ち父さん貧乏父さん』について紹介しました。

ここまでの話をまとめると以下の通りです。

  1. お金のために走らされる人生、「ラットレース」から抜け出すにはファイナンシャル・インテリジェンスを高めるしかない。
  2. お金持ちになるためには資産負債の違いを理解する必要がある。特に、資産から収入へのお金の流れが重要。
  3. 自分が手を動かさなくても収入を得られるような仕組み「自分のビジネス」を作りましょう。
  4. 4〜5ヶ月は税金のために労働している。自分のお金を守るため、会社を使って節税しましょう。
  5. 時代によってお金持ちになれる条件は異なる。これまでの常識に囚われずに、今の時代に適切な行動を選びましょう。
  6. 専門性は強みでもあり弱み。広く学び「自分の能力」を最大化しましょう。
ユメメ

根拠や勝算のない勝負は単にギャンブルです。

ラットレースから抜け出したいからといって初めからリスクの高い投資に手を出すのは危険です。

ぜひ、自らの頭で考えて行動しましょう!


最後までご覧いただきありがとうございました。

by  ユメメ (╹◡╹)

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