【ただ心を引き締め、育て、つなぎ留める】「勉強が面白くなる瞬間」 本の内容をレビュー

こんにちは! ユメメです^^

今回は『勉強が面白くなる瞬間』という本を紹介します。

勉強が大切なのは何となく分かるけど、やる気が出ない・・

ユメメ

このような方へ、あなたの勉強を面白くします!

この記事では以下の4点を紹介します。

  1. 勉強に手遅れなんて、ない
  2. 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間全てが変わる
  3. 誰でも勉強に没頭できる「21の法則」
  4. 人生で最高に勉強に適した日は今日である

この記事で紹介するのは「勉強のコツや」「効率的な勉強方法」といったノウハウではありません。

この記事で紹介するのは、勉強に対する気持ちの作り方であり根性論です。

この記事を読むことで「どうやって」勉強するかではなく、「なぜ」勉強するのか?を理解することができます。そして、「なぜ?」を理解することで自発的な動機が形成されることで勉強へのモチベーションを高めることができるでしょう。

それでは、始めましょう!

この記事がおすすめな人
  • 勉強のモチベーションを高めたい人
  • なぜ勉強が大切かを知りたい人
  • 人生に後悔したくない人

 チャート1 勉強に手遅れなんて、ない

韓国の学生が一番多くする質問は「これから勉強を始めるには遅すぎますか?」です。

本の著者はこう言います。

もう手遅れだ」と。

1-1 手遅れなのは全部、あなたのせい

「勉強を始めるのに遅いか?」という質問をする人は「まだ大丈夫」や「みんな今から始めている」「これから頑張れば追い越せる」といった言葉を期待しています。

このように質問する心理はただ単に不安をなだめてほしいだけです。

しかし、本の著者は「もう手遅れだ」「遅すぎるか?という質問自体がもう遅いと思っている証拠で、これは全部、あなたのせいだ」と切り捨てます。

進度の差」と「能力の差

そして、続けて、「あなたが遊び呆けている時間、他の人は必死に勉強に打ち込んでいた」。必死に勉強に打ち込んで人と、勉強をしていない人の間には「進度の差」と「能力の差」があると言うのです。

進度の差」とは、文字どおり学習進度の差のことで、「能力の差」とは勉強経験の差、つまり学習効率の差を意味します。

平たく言うと、毎日何時間も勉強に打ち込んできた人と、そうではない人ではノートの取り方も違えば理解度も違うということです。

このように、「進度の差」と「能力の差」という圧倒的な差があります。これまで勉強してこなかった人が「自分なりに」頑張ってみたところで、もう、手遅れです

ユメメ

辛辣ですが、これは事実です。この事実に目を向けられるかどうかが自分を成長させられる人かそうではない人かを分けます。

1-2 「差」を埋める唯一の突破口

ですが、差を埋める唯一の突破口があります。

進度の差」と「能力の差」があったとしても全て突破してやろうという「覚悟」。何としてでも立ちあがろうとする「底力」です。

燃え上がるような熱い心、溢れ出る切実な思いをもって反撃に立ち上がれば勝てる。

唯一の突破口は「自分の心の中」にあります。

重要なのは、勉強の本質を「競争」ではなく、「自分の成長」に置くことです。

他人に勝つことが目的なのではなく、「自分が成長しているか」という事です。自分にとって重要なのは、ただ「最終的に自分が望んでいたものを手に入れたか」だけです。

例えば、難関大学へ入学したい状況を考えてみましょう。

難関大学へ入学したいのであれば、試験の点数を他人と比較することは無意味です。

本質的に重要なのは「他人との比較」ではなく「難関大学へ入学することのできる能力の獲得です。

考えてみると、難関大学に入学するだけの能力があれば、他人との比較で勝とうが負けようがあなたは難関大学へ入学できます。

ライバルたちが少し先を走っていても、よそ見をしないでください。

本当に勝たなければならないライバルは目の前に立ちはだかるあなた自身です。全力で頑張ろうともせず、できない理由や不利な状況を口にするあたた自身が最大の敵です。

本の著者は言います。

 いったん机を前にすれば何時間でも座り続ける強い覚悟、自分の心臓の音が聞こえるほど張り詰めた緊張感、分からない内容は分かるまでしがみつく根気、悪い習慣は全て断ち切ろうという意志、一秒でも無駄にするまいという切実さを持てば、今の成績表などは意味のない「紙切れ」でしかありません。

PART1 勉強に手遅れなんて、ない より

自分が諦めない限り、努力し続ける限り、決して手遅れではない。

「自分のことを一番に理解し、一番に助けてくれるのは自分」でしかありません。一番の理解者であるあなたが「あなた自信を見捨てないで」欲しい。

そのことを忘れないでください。

ユメメ

本の著者は高校生になるまで、ろくに勉強をしてきませんでした

そのようなある日、鏡に映る自分の姿が情けなく惨めに見えたと言います。そして、「自分は一生、こいつを連れて生きるのだ」と思ったのです。

そこから心を入れ替え、小学5年生の問題集から復習を始め、猛烈な勢いで勉強した結果、ソウル大学法学部、延世大学経営学部、東新大学韓医学部に同時合格しました。

その原動力は「自分で自分を信じてやりたい」という想いだけです。

ただ心を引き締め、育て、つなぎ留めることだけに集中したのです。

 チャート2 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間全てが変わる

2-1 自分の人生はたった一度だから

勉強をやる気があるか無いかは自分の人生について本気で悩んだかどうかです。

人生100年を今の怠惰な自分のままで過ごすのか?何か新しいことを覚えたりすることで自分を成長させたいのか?

これを考え、自分を大切にしたいと思った人はいますぐ勉強を始めるべきです。

なぜなら、勉強をしないと悪循環に陥るからです。

PART2 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間全てが変わる より

自分の人生を大切にしないと人生を放棄することになります。

人生を放棄すると自分は悪くなります。

悪い(怠惰な)自分が好きではなくなると、自分の人生を大切にしなくなります。これが、自分の人生を悪くする悪循環です。

本来であれば一番気にかけて然るべき自分の人生」を、その主人から見捨てられてはかわいそうではないでしょうか。

勉強のやる気とは、言い換えると、自分の人生をどれだけ大切に考えたか?の結果なのです。

ユメメ

勉強をしないということは、「自分の人生」を見捨てることです。

持ち主から気にもかけてもらえない「あなたの人生」は寂しく、孤独なはずです。

2-2 決心にも「実行できる決心」と「口先だけの決心」がある

あるテレビ番組でさまざま年齢の人々を対象としたアンケートが実施されました。

次の表は男性を対象に「あなたの人生で一番後悔していることはなんですか?」と尋ねた結果です。

PART2 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わる

10代から50代の回答の第1位が「勉強をしておけばよかった」と回答しています。さらには60代、70代においても「勉強したかった」と回答しています。

次に、女性に対する同様のアンケート結果を見てみましょう。

PART2 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わる

10代から40代、70代で「勉強しておけばよかった」を1位に回答しており、、全ての年代で「勉強しておけばよかった」という回答が上位3位にランクインしています。さらには50代の1位に関しては「子供にもっと勉強させればよかった」という回答です。

これが半世紀を生きてきた人間の後悔です。この結果を私たちは心に刻み込むべきでしょう。

例えば、あなたが10年後、20年後になって今の自分を振り返った時、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔しないでしょうか?

ユメメ

勉強をしていない人は、こうしている場合ではありません。

過去を振り返った時、今日という1日は「未来の自分に誇れる1日」でしょうか?あるいは「やり直したい1日」でしょうか?

もし、今日という1日を「やり直したい1日」にしているのなら、なぜ、わざわざやり直したい1日にしているのでしょうか?

根の深い決心で、今から「やり直す必要のない1日」を始めましょう!

2-3 勉強はあなたの魂を鍛え上げる

勉強の本質は自分の魂を鍛え上げてくれることです。

勉強を始めたばかりの頃は順調に点数も上がり、成績も良くなります。しかし、ある一定の期間を経ると点数が伸び悩み、勉強へのモチベーション維持が困難になります。

そのような時、こう考えてみてください。

勉強とは、自分と一生を共にする「自分自身を作り上げる作業」である。と。

勉強は点数や順位を上げることが目的ではありません。

例えば、

テストでは丁寧にも昨年のテスト問題がそのまま出題される場合があります。高得点を取りたいのであれば過去問題を入手して答えを覚えて仕舞えば良いでしょう。

しかし、それで良いのでしょうか?

テストで高得点を取るために「答え」だけを覚えることに価値があるのでしょうか?

それよりも、「心を成長させ、自分を完成させること」に目を向けた方が遥かに得るものが多いのではないでしょうか?

自分の成長のため「心気を引き締めるのに絶好な日」が書籍で紹介されていますので以下に引用します。

 たちは、風が強く吹く日に巣を作ります。強い風にも耐えられる頑丈な巣を作るためです。木の枝が折れるような強い台風が来ても鳥たちの巣が壊れないのは、まさにそういう理由からです。

 でも、風が強い日に巣を作るなんて、鳥たちはどれほど苦労することでしょうか。

 風が止むのを待って巣を作れば、その方がずっと楽なはずです。しかしその結果はどうでしょうか。風が強い日に作った巣は、強い風にも壊れませんが、風のない日に作った巣は、弱い風でも崩れてしまうでしょう。

PART2  苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わる より

コンディションが良い日」はモチベーションが高く、勉強が捗るのは当然です。

鳥が風の強い日に巣を作るように、コンディションが悪い日」に自分を磨くことができる人こそ本当の意味で「心からやる気のある人です。

逆境の中で努力できる人は、頑丈な魂を作り上げることができます。逆境の中で努力できる人は、決して「他人の真似事をしている人」ではありません。

ユメメ

今からでも、「点数」や「順位」といった価値基準から「自分の成長」へと焦点を変えてみましょう!

あなたが本当の意味で魂の強い人であることを願っています!

2-4 苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わる

もしかすると、努力できない多くの人に本当に足りていないのは「苦痛を受け入れる」覚悟なのではないでしょうか?

これまで勉強をしてこなかったことに後悔している人は「状況」や「能力」「環境」といった「できない理由」を必死で考え、自らの人生を悪くした結果、現状にうんざりして心身ともに疲弊しています。

なぜ「状況」や「能力」「環境」のせいにするかというと、「目の前の苦痛から逃げたい」だけだからです。

「苦痛から逃げたい」と正直にいってしまえば良いものの、苦痛から回避するため何かと尤もらしい理由をつけてきたのです。

「自分に必要な苦労なら、進んで受けてたとう」

この覚悟が必要です苦痛を受け入れる覚悟がない人に人生の進歩はありません。

しかし、

勉強は初めのころは多くの苦痛が伴います。

例えば、初めて教科書を読んだ時には内容をすぐに理解することができません。単語1語1語を辞書でひく必要があるかもしれません。

しかしながら、3回4回と繰り返し学習することで1週間かけて理解していた内容を半日で読み返すことができます。

これこそが、「勉強が面白くなる瞬間」です。

もし、いつまで経っても勉強が面白くならない方はぜひ、このように考えてください。

「できない」のではなく、まだ成果が出るほど「やっていない

のだと。

例えば、登山の場合、山頂に辿り着くまでには険しい道のりや、数々の斜面を越えなくてはなりません。

確かに、越えるには難しいかもしれませんが、着実に歩みを進めれば越えられないわけではありません。

勉強も同じで、登頂という成功体験を経験するまでには大きな苦痛を伴います。しかし、苦しくても頑張ろうと決めた瞬間、全てが変わるのです。

ユメメ

楽な道険しい道があった場合、

自分にとって茨の道を選択をできるか?

これが自分を成長させられるかの分岐点です。

 チャート3 誰でも勉強に没頭できる「21の法則」

3-1 魔法の集中力を作るキーワード「いま、ここ」

テストの点数が伸びない」「順位が上がらない

このようなとき、勉強のモチベーションは下がります。

モチベーションが下がると勉強の集中力が下がります。集中力が下がった状態の勉強は効率的ではありません。

勉強をするときは、

いま、ここ」に没頭しましょう。

チクセントミハイは時間を忘れるほど作業に没頭した状態をフローと呼びました。

フローの状態に達すると作業は効率化し、活動が全く苦にならずになり、むしろ、いままで苦痛であった活動が楽しいものにすら感じられます。

もし、勉強中に昨日見たテレビの内容を思い出したり、晩御飯のメニューを考えてしまうのならその度に次の方法を1つずつ試すことをおすすめします。

1.自分の呼吸を感じる

雑念を感じたときには自分の呼吸に全神経を集中させましょう。

まず、背筋を伸ばして椅子にピッタリとつけたら体の力を抜いて鼻から息を吸って胸と腹を満たし、またゆっくりと吐きながら自然に自分の呼吸を感じましょう。

1分から2分程度自分の呼吸を観察すると頭がスッキリするはずです。頭がスッキリすると先ほどまでの「心のざわつき」が収まり雑念が消え去る事でしょう。

2.心のスイッチを切り、ストレスを発散させる

心の中に1つの風船を想像しましょう。

風船はパンパンに膨れ上がり、今にも割れそうな風船を心の中に描いて、自分のストレスを文字にして書いてみましょう。マジックでくっきりと描くシーンを心の中で想像します。

出来上がった「ストレス風船」を5秒間抱きしめ、5秒後に「パン」と破れる様子を想像しましょう。

これであなたのストレスは消え去ります。

3.脳を小川で洗うところを想像する

想像してください。空気の澄み切ったそよ風の心地良い日、あなたは草原に1人で寝転んでいます。草むらの脇にはサラサラと小川が流れています。

ここで、自分の脳を取り出し、小川を流れる水に脳を浸しましょう。小川を流れる水で脳を優しく揺らしながら汚れが取れるまで真心を込めて、丁寧に洗います。

透き通って中身が見えるほどピカピカになるまで磨き終えたら再度自分の頭の中に戻します。

脳と心がスッキリと冴え渡る感覚を感じられるでしょう。

4.腹の上に地球が乗っているのを想像する

あなたの腹の上に小さな石が乗っているのを想像しましょう。目を瞑り、感覚を石に集中させます。

すると石はどんどんと大きくなり、野球ボールからサッカーボール、気球ほどの大きさまで膨らみます。

あなたはその重さで息をすることも動くこともできません。

石はまだまだ大きくなり、いつしか地球があなたの腹の上に乗っています。

ここで腹から地球を下ろし、瞑っていた目を開けましょう。別の場所に向いていた心が目の前の現実に戻ってきたら、勉強再開です。

もし雑念が浮かんできたらこのような方法で瞑想してみましょう。

きっと以前よりも頭が冴え渡り、集中力が増しているはずです。

ユメメ

没頭とは、あるとき突然訪れる「幸運」ではありません。

あなたが本気で求めた先に手に入る「結果」です!

3-2 勉強の意欲を生む7つの習慣

脳科学者によると、人間の脳は「始めてから21日たっていない行動」に拒否反応を示すとしています。

その行動を入力する「記憶細胞」がまだ作られていないからです。

つまり、何かを変えたいのであれば、21日間努力して耐え続ける必要があるということです。

行動を「習慣化」してしまえば苦痛に耐えながら努力する必要がなく、体に染み付いた習慣として自動的に行動することができるでしょう。

この著書では、21日間実践すべき、勉強の意欲を生み出す7つの習慣を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

1.背筋を伸ばして座る

椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座りましょう。

姿勢が悪いと長時間じっと座り続けることができません。姿勢の悪さは脳への酸素供給量が滞った結果、脳波にも悪影響を与えます。

2.ながら勉強をやめる

テレビを見たり、音楽を聴きながら勉強することをやめましょう。

アメリカの経営コンサルタントであるジェラルド・ワインバーグによると、2つの作業を同時に行うと効率が20%も低下することを示しています。

3.ノートは「見た目」よりも「中身」

たまに、先生の話を全てノートに書き留めようとする人がいます。これでは書くことに集中してしまい、内容が頭に入りません。

ノートは「自分が理解するために」書くものです。後で読み返して内容がわかる程度で良いです。

先生の話を一通り聞いた後で、ザッと要点を書き留めましょう。

4.「VIP席」をキープする

音楽などのライブではステージに近い席ほど料金が高いです。それは、アーティストがよく見える席で、ライブを一番よく楽しめる席だからです。

PART3 誰でも勉強に没頭できる「21の法則」 より

教室でも同じです。

本気で勉強したいのであれば、「VIP席」に座りましょう。

PART3 誰でも勉強に没頭できる「21の法則」 より
5.風邪をひかない体を作る

タンパク質とビタミンを多く摂取しましょう。そして手洗い、体温管理に気をつけましょう。

いくらやる気があっても体調が悪いと勉強はできません。

仮に風邪を引いたとしても軽く済ませるためにタンパク質とビタミンが重要です。

6.休み時間を使ってエネルギーを蓄える

自分の中で休むポイントを作ることが大切です。

「ここまでやったら休む」というゴール決めることで集中力が格段に向上します。休み時間になってまで勉強する必要はありません。

休み時間の本当の使い方は次の授業に向けた「充電」の時間と捉えましょう。

7.机やカバンの状態に気をつける

机やカバンが散らかっていると、勉強を始めようとした時に必要な教科書や文房具が見つかりません。

しまいには勉強をするために片付けが始まってしまいます。

常に整理整頓を心がけましょう。整理整頓のコツは「普段から少しづつやる」です。

ユメメ

21日間という言葉は人生を変える魔法の言葉です。

しかし、この21日間には大変な苦労が伴います。

ぜひ、苦痛を耐え切る強い決意を持って良い習慣を身につけましょう^^

 チャート4 人生で最高に勉強に適した日は今日である

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4-1 「うまくいかない理由」を並べずに、「うまくいく方法」を探そう

不公平不満を口にすることこそ勉強をする気がない証拠です。

不公平や不満を並べ立てるのが習慣化すると、いつの間にか「勉強をしない理由」を考えるプロになってしまいます。

このように、うまくいかない理由だけを探していても状況は好転しません。

「うまくいく方法」だけが重要なのです。

条件が悪くても、能力がなくても「うまくいく方法」を探しましょう。

自分の心に集中するのです。

本の著者は不平不満をなくす3つの心構えを紹介しています。

1.「やったことがない」と「できない」のは違う

「やったことがない」のと「できない」のは全く異なるものです。

挑戦する前に頭の中でさまざまなシミュレーションをし、勝手にダメだと諦めるのは勿体無いことです。

100回挑戦してみてそれでもダメなら「できない」と言えるのかもしれません。

2.「正しい選択」も「誤った選択」も存在しない

過去の自分の選択に疑問を持つこともあるでしょう。

「あの時勉強しておけばよかった」「もっと良い大学へ入学していればよかった」という後悔です。

しかし、重要なのは過去に執着することよりも「これからどうするか」です。

3.過ぎたことは全てうまくいったことだ

あなたに起こった事は全てうまくいったことです。

過去の経験によって今の状況が悪くなっても、それを「うまくいかなかった理由」にするのではなく、「うまくいった理由」にしましょう。

「うまくいく方法」にフォーカスし、これから上手くいけば良いだけです。

本気で勉強しようとするのであれば、「勉強しようとしたのに・・・」と考えるのではなく、「どうすれば勉強する時間を作れるのか?」と考えることが大切です。

決心さえすれば、今日という1日は人生の中で最高に勉強に適した1日になります。

ユメメ

生まれも違えば育つ環境も人それぞれです。

できない理由を探していても状況は改善しないのですから、配られたカードで戦いましょう。

4-2 あなた以上にあなたの人生を愛してくれる人

勉強をするということは自分の人生を愛することです。

例え、あなたが勉強をしない、つまり、自分の人生を愛していなかったとしてもあなた以上にあなたを愛する人がいます。

それは、あなたの両親です。

母親の子供に対する想いがわかるエピソードを引用します。

 母親と二人暮らしの少年がいました。不良仲間とともに悪事を働いていた少年は、ある大雨の日にトラックにはねられて大けがを負いました。母親は気をもみながら病院に駆けつけましたが、少年は両目の視力を失ってしまいました。自らの不幸を受け入れられなかった少年は深い絶望に陥り、大声で悪態をつきました。そして心の扉を完全に閉ざしてしまったのです。母親は黙って涙を流しながら、そんな息子の姿をそばで見守るばかりでした。

 そんなある日、少年に片目を提供したいという人が現れました。ですが、少年はその事実さえ喜んで受け入れることができず、母親の必死の願いで、やっと片目の移植手術を受けることになりました。少年は術後にしばらく包帯で目を覆っている間も、この先片目でどう生きていけばいいのかと、ずっと駄々をこねていました。母親は、そんな少年の話に黙々と耳を傾けるしかありませんでした。

 やがて包帯を外せる日が来ました。ところが目が見えた瞬間、少年は大粒の涙をポロポロとこぼしました。目の前にいたのは、片目になった母親でした。母親は切ない表情で息子を見つめていました。

「ごめんね。両目をあげたかったけれど、お母さんの目が見えなくなったらお前の足手まといになるかと思って・・・・・・」

 母親はそれ以上、言葉をつなぐことができませんでした。

PART4 人生で最高に勉強に適した日は今日である より

母親は、子供に「自分よりも良い人生を歩んでほしい」「もっと広い世界に飛び立ってほしい」と願う人です。

自分が手にする事ができなかった幸せを子供に与えるためならどんな苦労でも耐えるのです。

ユメメ

あなたが自分自身を愛していないとしても、なぜか、あなた以上にあなたを愛してくれる存在がいます。

今、あなたが勉強をしていないとすれば、なぜ勉強しないのでしょうか?

4-3 2通のメール

は上司に怒鳴られても、どれだけ嫌でも満員電車に乗って職場に向かいます。誰でも人から怒鳴られたり嫌な職場にわざわざ出向きたいとは思わないはずです。

しかし、それでも親が職場に行くのはあなたの将来に期待しているからです。

それは、「もっと良い生活を与えたい」「塾に通わせてあげたい」という想いです。

そのような親の期待にしっかりと答えるべく、今すぐに勉強を始めて、一刻も早く成長した姿を親に見せましょう

書籍から引用します。

 待ちに待った修学旅行の前日。その女の子は、せっかくだからカバンと靴くらいは新品で行きたいと思っていました。そこで、放課後に友達とデパートに行く約束をしていました。そして朝起きるとすぐ、お母さんにねだりました。

「お母さん!私、カバンと靴が買いたいの。だからお小遣いをちょうだい」

「どうして?カバンも靴もまだきれいじゃない」

「また、そうやって!いいからお小遣いをちょうだいよ!」

「今回はこれで行っておいで。今日の晩ご飯はトンカツにしてあげるから」

 女の子は気持ちを分かってくれないお母さんに腹が立ってしかたありません。怒鳴り散らし、ドアをバタンと閉めて学校に向かいました。

「もう、お母さんはいつもこうなんだから!」

 放課後、友達とデパートを見て回っていると、携帯のベルが鳴ります。お母さんからでした。イライラして電源を切ってしまいました。デパートから家に戻ると、お母さんがいません。

 何の気なしにテレビをつけ、携帯の電源を入れました。テレビでは臨時ニュースが放送されています。地下鉄の火災で多くの人が犠牲になったというのです。驚いて携帯を見ると、お母さんから2通のメールが届いていました。

「どうして電話に出ないの?カバンと靴を買って、これから帰るね。ちょうど地下鉄に乗ったところだよ」

「ごめんね、カバンと靴は渡せそうにないよ。トンカツも・・・・・・。ごめんね。大好きだよ!」

 2003年、韓国の大邱で悲惨な事件が起こりました。地下鉄への放火が原因で192人が死亡し、148人が負傷したのです。この2通のメールは、その犠牲者の一人が亡くなる直前に送ったものです。

PART4 人生で最高に勉強に適した日は今日である より

最後に

今回は『勉強が面白くなる瞬間』について紹介しました。

ユメメ

この記事を読んだあなたは、きっと、自分の人生をより良くすることができると信じています。

さあ、勉強を始めましょう!


最後までご覧いただきありがとうございました。

by  ユメメ (╹◡╹)




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