こんにちは! ユメメです^^
今回は『「捨てる!」技術』について書いていきます。
なかなか物を捨てられない・・・
このような方へ、
「物の捨て方と減らし方」を学んで「捨てられない」を解決しましょう!
この記事では以下の3点について解説していきます。
- 物を捨てるという発想
- 物を捨てる10の考え方
- 【実践】物を捨てる10のテクニック
この記事を読むことで「物の捨て方」を理解し、「罪悪感なく物を捨てる方法」を身につけることができます。
ぜひ、物が少ない快適な毎日を手にしましょう。
それでは、始めましょう!
目次
チャート1 物を捨てるという発想
チャート1では、「物を捨てる」意味を解説します。
2022年現在、コロナショックからの立ち直りと燃料高で物の価格は1割〜2割上がっています。
しかしながら一般的に賃金の上昇スピードが物価の上昇スピードを上回っていません。
このような状況においては本来、不要な物を買う余裕はそれほどないはずです。
多くの人は物が溢れかえり、物を収納するために広い部屋を選び、物を収納するために家具を購入しています。
1-1 「もったいない」と「新しい物」
かつては「もったいない」こそが美徳でした。
物は使い切るまで大切にされ、服などは補修して使い続け、着られなくなると雑巾などへ用途を変えて再利用していました。
しかし、これは戦後から高度成長期までの価値観です。
高度経済成長期が訪れると新しい家電が次々現れ、物が大量に手に入るようになりました。
その結果、「新しい物」こそ価値がある。
「古いものは使わず、新しい物を手にしよう」
といった価値観が形成されたのです。
ここで問題なのは、
物が無い時代から物に溢れる時代に変わるスピードが早すぎたという点です。
つまり、
「もったいない」という価値観と「新しい物こそが良い」とされる価値観が同時に存在しているのです。
その結果、物を購入する一方、捨てられないため物が増殖してしまうのです。
時代の変化に合わせて価値観をアップデートしましょう!
1-2 物を持つことのパラドックス
本書「捨てる!技術」のアンケートによると、日常生活で処理に困っている物、ベスト3は洋服、本、雑誌です。
つまり、多くの方は衝動的に購入してしまった洋服や本の処理に困っています。
そして、このアンケートでは「捨てるに捨てられない物」はあるか?という問いもしています。
その結果をみると、男性で8割、女性で9.5割が「ある」と回答しています。
つまり、処理に困っているにもかかわらず、「捨てるに捨てられない」悩みを抱えたまま生活している人が大半ということです。
私たちは、物が欲しくて手にしたのに、物を持つことで「捨てられない悩みを抱えてしまう」という、少し歪な構造にはまっているのです。
物を持つことで悩みを抱えてしまうのなら、いっその事、物を捨てましょう!
チャート2 物を捨てる10の考え方
チャート2では物を捨てるための10の考え方を紹介します。
大切な人からのプレゼントなのに捨てられないよ!
そのような声が聞こえてきそうです。
それはそれでOKです。
あなたにとって必要な物であればそばに置いておきましょう。
しかし、ここで大切なのは、
「本当にあなたを幸せにする物」と「その他の物」を見分ける目を養うことです。
物を捨てる10の考え方を知り、必要な物を見分ける目を身につけましょう!
「とりあえずとっておく」は逃げ道としてとても有効な言葉です。
多くの場面で「とりあえず」と考えてしまいます。
しかし、結論を先延ばしにした分、物は増えます。
「とりあえず」にも似ているところがありますが、「仮に」も厄介な言葉です。
いつも机の上が書類や文房具で散らかっている人はいませんか?
それは「仮に」置いた物がそこに居座り続けた結果です。必要な時に必要な書類が出てこないのは「仮に」のせいです。
「いつか痩せた時に着よう」と思いタンスに仕舞い込んだ服
「いつか食べよう」と思って保管していた貰い物の乾麺
「いつか」と考えている限り痩せられない上に、その時々で流行りの服は変わり続けます。
乾麺は、「いつか」と考えているうちに賞味期限切れになっています。
「とっても便利」なものに囲まれているために生活が不便になっていることがあります。
例えば、便利な調理家電です。
買って数ヶ月は使っていても洗うのが面倒で結局使わずに戸棚の中。ということはないでしょうか?
便利だからといってあなたの生活に必要とは限りません。
「聖域」とは、これは捨てるべきではないと神聖視している物です。
聖域に入ってしまうのは記念品や、限定品です。
1年どころか5年も使用していない資料や子供の洋服。
これらも聖域として扱ってしまいどんどん増えてしまうため、注意が必要です。
「お客様用」や「よそ行き」などの理由で普段あまり使っていない物はないでしょうか?
せっかく持っていても使わないのであれば宝の持ち腐れです。
物の他にも「ポイント」も持ったまま気がついたら失効しているパターンがあります。
持っている物は積極的に使いましょう
たくさんの食器を整理できる「収納法」
書類や資料を上手にまとめる「整理法」
確かに見た目はスッキリするかもしれませんが、物の量が減るわけではありません。
収納法・整理法では根本的な問題は解決しません。
目に入った物全てを「捨てられるのでは?」という観点から見直してみましょう。
本当に必要な物であれば普段から使用しているはずです。
「あ。ここにこんな物が」
という発見があったならば、それなりの理由があります。
「後で役に立つかも」や「捨てたら困るかもしれない」
という考えが物を増やします。
捨ててしまって本当に困るものは少ないです。
捨てたら「いつ」困るのかを考えてみましょう。
最後は「完璧を目指さない」です。
何を捨てて何を残すか?というのは如何に暮らすか?を考えることです。
友人の家にほとんど物が無かったとしても、あなたはあなたの価値観に従えば良いです。
ライフスタイルは人それぞれ違います。完璧を目指す必要はなく、やり方は千差万別で良いことを覚えておきましょう。
物を捨てることは、あなたが何を大切にするかを考え、どう生きたいかを考えることです。
ぜひ、「あなたの生活をより良くしてくれる物」を選びましょう^^
チャート3 【実践】物を捨てる10のテクニック
チャート2では物を捨てる考え方を書きました。ここからはその具体的なテクニックを紹介します。
「中身を確認してから」や、「一応目を通してから」などとは思わず即座に捨てましょう。
このテクニックが使えるのは折り込み広告やDM、パンフレットやチラシです。
どうせ買わないのであれば余計な情報は必要ありませんし、衝動買いのリスクも減らせます。
「とりあえず」や「後で」、「いつか」捨てるは厳禁です。
手に取ったその場ですぐに判断してすぐに捨てましょう。
- いつか捨てようと思っていると、そう考えている間、脳は「捨てること」を意識し続けなくてはなりません。
- 捨てることを忘れた場合は物が増えます。
「捨てる」という判断は即座に行いましょう。
このテクニックを使えるのは「洋服」、「食器」、「靴」、「お弁当についてくるカラシや醤油」、「割り箸」です。
一定量が入る容器を基準として、その容量を超えたら捨てましょう。
お弁当についてくる「カラシ」や「醤油」、「割り箸」などは「後で使うかも」と思って保管しますが、結局使わずに捨ててしまうことがあります。
そのような時には、「本当は必要なかったのだ」と気がつくことができるでしょう。
1ヶ月、1年、3年と期限を設定し、全く使用しなかった物は捨てましょう。
このテクニックで捨てられる物はマニュアル類、カタログ、おもちゃなどです。
本当に必要な物は普段使用しているはずです。1年使用しない物は、来年も使用する可能性が低いと考えましょう。
1日の終わり、週末、年末といった時間的な区切りで定期的に物を捨てましょう。
このテクニックで捨てられる物は仕事の書類、領収書、保証書などです。
物が溜まってしまうと片付けが億劫になります。
溜め込んだ状態から「よし、捨てよう」と思うのは非常に体力を使うものです。
こうならないためにも定期的に物を捨てましょう。
「まだ使えるから」を打ち破るテクニックです。
洋服や本、化粧品に適用できます。
「1回でも使ったのだから」思うと多くの物を捨てられます。
「1度使った物は捨てても良い」と思い、思い切って捨てましょう
「いつか」や「もう少ししたら」といった曖昧な基準を排除しましょう。
「1度使ったら」や「いつまでに」といった定量的な基準を設けることで物を捨てられます。
重要なのは、なるべく感情が入る余地がない基準を作ることです。
「捨てる=ゴミに出す」という発想を変えましょう。
捨てるにも「フリマに出店する」や「兄弟や家族にゆずる」「リサイクルショップに持ち込む」といった多様な捨て方があります。
自分の後に使ってくれる人がいる。このように思うことで罪悪感なく捨てられます。
机の上、洗面台、台所など、なるべく小さな範囲を選んで「ここだけは物を置かない場所」と決めましょう。
これまでの習慣をいきなり変えるのは難しものです。
徐々に、物が少ない生活に慣れていきましょう。
誰が片付けるかをルール化することで「きっと誰かが捨てるだろう」を排除することができます。
新聞はお父さん、食材はお母さんなどと役割を明確化しましょう。
だれが捨てるか?をその都度判断する手間が省けるため、システム的に物を捨てることができます。
物を捨てるテクニックを駆使しましょう!
そして、ぜひ、「大切な物と生きていく」快適なライフスタイルを手にしてください!
最後に
今回は『「捨てる!」技術』について紹介しました。
ここまでの話をまとめると以下の通りです。
- 私たちは物が欲しくて手にしたのに、物を持つことで「捨てられない悩みを抱えてしまう」という、イビツな構造にはまっている。
- 物を捨てる10の考え方を知り、「本当にあなたを幸せにする物」と「その他の物」を見分ける目を養いましょう。
- 物を捨てる10のテクニックを駆使して「大切な物と生きていく」快適なライフスタイルを実現しましょう。
この記事は決して「捨てること」だけを推奨する物ではありません。
そもそも、必要な物だけ購入すべきです。
それでも、現時点で物が多いことに悩んでいる方もいると思い、このような内容にしています。
この記事を読んだあなたは「捨てる」ことの意味を理解していただけたかと思います。
「捨てる」ことは「いかに物を持つか」「いかに生きるか」を考えることなのです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
by ユメメ (╹◡╹)
気がついたら冷蔵庫の中で食べ物が賞味期限切れ