【5分でわかる投資の始め方】「3000円投資生活」本の内容を解説

こんにちは! ユメメです^^

今回は『はじめての人のための3000円投資生活』 という本について書いていきたいと思います。

投資を始めたいけど、始め方が分からない

投資ってなんだか怖い。。

ユメメ

そのようなあなた。

まずは3000円投資で投資の基本を学んでいきましょう!

この記事では以下の3点について解説していきます。

  1. なぜ3000円投資が良いのか?
  2. 投資を始める具体的な手順
  3. 投資を続けるコツ

この記事を読むことで3000円投資の内容を理解して誰でも簡単に投資を始めることができます。

投資を始めることは、単にお金が貯まるだけではなく、あなたの人生の目的がより明確になり、生活にハリを生み出すことにも繋がります。

それでは、始めましょう!

 チャート1 なぜ3000円投資が良いのか?

子供の大学入学資金を支払ったら貯金がゼロになる。老後2000万円問題が心配だ。

旅行へ行きたいけれども貯金が無いから諦めるしかない。

投資を始めようとしている方はこのような問題に直面した方が多いかと思います。

人生でやるべきことがわかると自然と必要なお金がわかります

必要なお金がわかると人はお金を増やそうとします。

ここで多くの人はFXやレバレッジなど短期間で利益を得ようとするのです。これは「投資」というよりも投機」というギャンブルに近い行為です。

資産10兆円を築いた「投資の神様」とも言われるウォーレン・バフェット氏はこう言いました。

ゆっくりお金持ちになりたい人なんていない

つまり、世の中にお金持ちが少ないのは、福利の力を使ってゆっくりお金を増やそうとする人が少ないからです。

この本で紹介されている3000円投資は「貯金をしながら同時に投資も行う」もので、おそらく初めて投資をされる方が怖さを感じずに始められる金額です。

3000円では何も変わらないと思うかもしれません。

しかし、月々3000円という僅かな投資額ですが、福利の力を使えば30年間運用した場合、利益を約60万円まで増やすことができるのです。(福利3%で計算)

ユメメ

まずは3000円の投資から投資を始めることが大切です

慣れてきたら徐々に投資金額を上げていきましょう!

 チャート2 投資を始める具体的な手順

ここでは投資を始める具体的な手順を紹介します。

ステップ① ネット証券口座を開設する

手数料が安く、500円〜1000円の積立で購入できるネット証券口座を開設しましょう。

この本でお勧めされているネット証券会社は以下の4社です。

オススメのネット証券会社

SBI証券:商品が豊富で売買手数料が安く、ネット証券の中では口座開設数が最も多い。

(SBI証券HP)

②楽天証券:手数料が安く、商品も豊富。クレカ決済で楽天ポイントが入るので楽天経済圏にいる方にオススメ。

(楽天証券HP)

③マネックス証券:30万円以下の取引ならSBI証券や楽天証券よりも売買手数料が安い。

(マネックス証券HP)

カブドットコム証券:一般口座なら即日解説が可能。経営母体が三菱UFJファイナンシャルグループなので安心感がある。

※2019年12月1日より「auカブコム証券」に名称変更

(auカブコム証券HP)

ユメメ

私は楽天証券口座で運用しています!今後SBIも開設予定です^^

ステップ② 口座の種類は「源泉徴収なしの特定口座」

口座開設の申し込み時には次の選択が求められます。

特定口座にするか一般口座にするか」

「特定口座を選択した場合、源泉徴収をありにするかなしにするか」

この本では、「源泉徴収なしの特定口座」を選択することを推奨しています。

では、特定口座と一般口座。源泉徴収の有無の違いについて確認しましょう。

特定口座と一般口座の違い

年間20万円以上の利益を出すと確定申告をして税金を納める必要があります。この際「年間取引報告書」という書類が必要になります。

  • 特定口座:特定口座を選択した場合、証券会社がこのような書類を作成してくれます。
  • 一般口座:一般口座を選択した場合、取引の損益の難しい計算など、書類の作成を自分で行う必要があります。
源泉徴収の有り無しの違い

特定口座を選択した場合、源泉徴収有り無しの選択が必要になります。

  • 源泉徴収あり:必要な手続きを証券会社が代行してくれるので確定申告をする必要がない
  • 源泉徴収なし:自分で確定申告をする必要がある

証券会社が確定申告を代行してくれる「源泉徴収あり」の方がお得感がありますが、利益が20万円以下の場合でも利益が発生した時点で約20%の税金が自動的に徴収されてしまう点には注意が必要です。

ユメメ

この本が「源泉徴収なしの特定口座」を選択することを推奨しているのは3000円という少額の投資を前提にしているからなのです!

ユメメ

今後投資額を増やしていく予定がある場合は始めから「源泉徴収ありの特定口座」を選択するのも良いですね!

ステップ③ 「バランス型の投資信託」を選ぶ

ネット証券口座を開設したあなたは商品を買うことになります。

この本では「バランス型の投資信託」の購入を推奨しています。

なお、投資信託とは個人などから集めた少額のお金(ファンド)をファンドマネージャーが運用し、そこで得た収益を成果に応じて投資家に分配する仕組みのことです。

投資信託は少額で広く分散した投資ができる点が特徴です。

この本で紹介している具体的な商品は以下の通りです。

オススメの投資信託

世界経済インデックスファンド:世界の株式と債権に投資が可能

eMAXISバランス8資産均等型:債権、株式の他にREITも含まれるバランス型の投信

ユメメ

投資の目的(資産を増やしたいのか?安定的な老後資産を形成したいのか?)によって選択する商品が違ってくるかと思います。

長期的な資産拡大を目的にするのであればS&P500VTI連動型のインデックスに連動する投資信託への投資もオススメです!

実際に商品を選んだあと、購入する際には「積立金額」「決済方法」「分配金コース」を選択する必要があります。

この本では以下のように選択することを推奨しています。

オススメの購入方法

積立金額:3000円/月

決済方法:月々の購入金額の引き落とし日(任意の日にちを設定)

分配金コース:再投資型

ここまで設定ができれば、毎月自動で3000円の投資信託を購入する準備ができました。

ユメメ

「ほったらかし」でお金が増えるのを気長に待ちましょう^^

 チャート3 投資を続けるコツ

せっかく投資を始めたのに途中で投資をやめてしまっては意味がありません

特に、「高値で購入して安値で売却する」ことは絶対に避けたいところです。

ここでは、投資と長くお付き合いしていくためのコツを紹介していきます。

投資を続けるコツ① 月収の7.5ヶ月分の貯金を

投資を続けるコツ①は「いざというときのため」の貯金として月収の7.5ヶ月分を用意することです。

仮に怪我や病気で働けなくなった時に十分な貯金がない場合、せっかく積立てていた投資信託を売却してしまう事になります。

このようなことを避けるために、無収入でも生活を続けられるよう「生活防衛資金」を準備しましょう。

今の貯金が月収の7.5ヶ月未満の方は3000円投資を続けながら7.5ヶ月分の貯金額を目指してください。

反対に、貯金が7.5ヶ月以上ある方は投資額をもう少し多くしても良いです。

ユメメ

この本では月収を基準に7.5ヶ月の生活防衛資金を準備することを勧めていますが、毎月の支出から計算するのも良い方法です。

ぜひ、自分に合った貯金スタイルを見つけてください!

投資を続けるコツ② 無駄な支出を削減する

投資を続けるコツ②は「無駄な支出を削減」することです。

いくら投資を続けていても無駄遣いしていてはお金はたまりません。

  • 「スーパーは割引のものを買うようにしている」
  • 「少しでも安く買えるよう隣町のスーパーまで出掛けている」

このような小さな努力も大切ですが、大きなところを見直しましょう。

それは、生命保険です。

夫婦で毎月2〜3万円の保険に加入している方も多いかと思います。

保険とはそもそも「社会保障や貯金で賄えない部分をカバーする」ものです。

医療費については、高額療養費制度を使えば自己負担の一部払い戻しを受けることができますし、そもそも十分な貯蓄があれば対応可能なはずです。

死亡保険にしても、貯蓄があれば何の問題にもならないはずです。

さらには、積立型の年金に加入している方も見直しが必要です。

返戻率について、「20年払込で返戻率110.3%」と謳っている積立年金の実質利回りは約0.95%です。

途中で解約すると元本割れするリスクを背負う上に運用利回りも低いというのが積立型の年金です。

優良なインデックスファンドに投資した場合、平均3〜4%の運用益が期待されます。仮に大きな出費が必要で株を売却しても解約金は請求されません。

ユメメ

自分のリスク許容度を知り、必要な分だけ保険を使うようにしましょう!

ユメメ

支出の削減と併せて、長期的に運用するために株価の上下に影響されない「負けないポートフォリオ」の構築も大切です。

過去に紹介している記事もありますのでぜひご覧ください!

最後に

今回は『はじめての人のための3000円投資生活』について紹介しました。

ここまでの話をまとめると以下の通りです。

  1. まずは3000円から。「貯金をしながら同時に投資も行う」積立投資を始めよう。
  2. ネット証券で優良な投資信託を定期積立購入しよう。
  3. 投資を続けるために収入の7.5ヶ月分の生活防衛資金を確保し、生命保険などの大きな出費を見直そう
ユメメ

2022年5月現在、米国株が弱気相場を見せています。

このような相場で投資をするのは勇気がいるかと思います。

しかし、定期購入の場合「高い時に少なく、安い時に多く買える」ドルコスト平均法が働きますので、むしろ暴落時は買いとも言えるのです。

ぜひ、無理のない範囲で投資を始めてみましょう^^


最後までご覧いただきありがとうございました。

by  ユメメ (╹◡╹)




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