【仕事効率化】『休む』テクニック3選 もう「意志」や「努力」に頼らなくても良い。

こんにちは! ユメメです^^

今回は『人生が変わる「メンタルハック大全」』 という本について書いていきたいと思います。

なかなか定時に帰れない。

仕事をより効率的に進めたい。

ユメメ

このような方へ

仕事を効率化させる3つのテクニックについて紹介します。

  1. 仕事を効率化させる「90分+20分」のサイクル
  2. 「サボり時間」が生産性を上げる
  3. 毎日の目標設定で疲れが消える

この記事を読むことで「意志」や「努力」の力に頼る事なく、仕事を効率的に進める事ができます。

ぜひ、効率化して得た自由な時間を楽しみしょう。

それでは、始めましょう!

 チャート1 仕事を効率化させる「90分+20分」のサイクル

仕事中、突然眠気に襲われることはないでしょうか?

この眠気の正体は、ウルトラディアンリズムが関係しています。

ウルトランディアンリズム

ウルトランディアンリズムとは、テクニオン・イスラエル工科大学の研究によって提唱された人の覚醒の周期のことです。

この覚醒の周期によると、人は眠気を感じる時間が90分刻みで訪れる事が分かっています。

人が眠気を感じるのは90分に一度。

これを無理に我慢すると、注意力が散漫で非効率な状態で仕事を続けることになります。

人の構造上、どうしても眠気を感じてしまうのですから、「意志」や「根性」で乗り越えようとするのではなく、一旦休憩しましょう。

そして、仮に仕事が途中であっても絶対に休憩することが大切です。

仕事が途中の状態で休憩に入るのは嫌な気がしますが、これが次の仕事にとってプラスに働きます。

なぜプラスに働くのか?その理由は以下の3点です。

  1. 仕事を途中の状態で放置すると、どうしても気になってしまい終わらせたくなり、再開しやすくなるから。
  2. 仕事を途中の状態で放置すると、次の作業の方向性が定まった状態で再開できるから。
  3. 仕事を終わらせてしまった場合、達成感から次の仕事に手をつけるのが難しくなる。これを回避するため。

仕事が途中でも、何が何でも90分経った時点で休憩する事が大切なのです。

ユメメ

「90分」+「20分」の110分を1セットとして、このセットを繰り返してください!

 チャート2 「怠け時間」が生産性を上げる

生産性を上げる方法2点目は、

怠け時間」をスケジュールに組み込む。です。

その理由は、「人にはモラル・ライセンシングという心理があるから」です。

モラル・ライセンシング

人は良いことをした後には「良いことをしたのだから、少し悪いことをしても良いかな」と思う心理が働きます。これをモラル・ライセンシングと言います。

仕事やダイエットを頑張った後、「頑張った自分へのご褒美」として居酒屋や甘いものに走る事があるでしょう。

この場合、大抵はご褒美の度が過ぎてしまい、頑張り以上のご褒美を自分に与えてしまいがちです。

このように、本格的にサボってしまう前に、少しだけ「怠ける機会」を設けましょう

特に、大きな目標を持って長期的に取り組む場合、休む時間が大きな意味を持ちます

疲弊した状態で続けてしまうと最悪の場合、心身ともに疲弊し燃え尽きてしまいます。

また、休憩後の爆発的な集中力で取り組む方が効率が良いため、「怠け時間」はあなたの目標達成に向けて強い味方になると言えましょう。

しかし、忙しい時に「怠け時間」を取ることは勇気がいるものです。

そこで、スケジュールに強制的に「怠け時間」を組み込むことをお勧めします。

具体的には手帳に「怠け時間 15:00〜15:20」などと書き込むのです。

ユメメ

わずかな時間でも「怠け時間」があることで次からもまた頑張ろうと思えるでしょう^^

 チャート3 毎日の目標設定で疲れが消える

仕事を終わらせた時は達成感から疲れは残りません。

一番疲れが残るのは「やり残した仕事」が気になって仕方がない。という状態です。

なぜ「やり残した仕事」が気になってしまうのか?

人は達成できなかった目標や途中で挫折してしまったことをよく覚えてしまうからです。

これをツァイガルニク効果と言います。

ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果は旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ザイガルニクの研究によって唱えられた理論で、

「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」(Wikipediaより)

との事実を実験的に示した理論です。

つまり、挫折やマイナスの記憶ほど残りやすい。ということです。

仕事を残して家に帰る時、頭は「明日はやり残した仕事をやらなくては」と無意識で考えてしまう、脳のネットワーク(DMN)が働きます。

DMNについては過去の記事でも紹介していますので併せてご覧いただけたら嬉しいです。

DMNにより無意識で脳を使ってしまい疲れてしまわないよう、毎日の目標を設定しましょう。

具体的には、

1日3つの目標を設定し、目標を終わらせたらその日の仕事はやめてしまいましょう

目標を設定することで「今日はここまで終わらせたからOK」とやり残した感をなくすことができます

ユメメ

やらなければならない事を先延ばしにして疲労を溜めないためにも、ぜひ「1日3つの目標」を設定してみましょう。

最後に

今回は『人生が変わる「メンタルハック大全」』について紹介しました。

ここまでの話をまとめると以下の通りです。

  1. 人の集中力はウルトランディアンリズムによってコントロールされている。仕事を効率化させる「90分+20分」の黄金サイクルを活用しよう。
  2. 本格的にサボってしまう前にちょっとだけ「怠ける時間」を。「怠け時間」を強制的にスケジュールに組み込もう。
  3. 人は「やり残したこと」に疲労を感じる。「1日3つの目標」でやり残しゼロを目指そう。
ユメメ

今回は「仕事の効率化」という点にスポットを当ててみました。

「仕事をすること」と「休むこと」は相反することのように思えますが、「休む」ことは仕事をすること以上に大切なのです。

根性論ではなく、仕事を効率的に進めるために「休み」を取り入れる。

この感覚が大切なのです。

ぜひ、勇気を持って「休み」をとり、仕事を効率的に進めましょう^^


最後までご覧いただきありがとうございました。

by  ユメメ (╹◡╹)




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