「いつも使っていたお気に入りのツイッター保存ランキングが、ある日突然消えた…」
そんな経験から、原因や安全な代替策を探してこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
ご安心ください。この記事では、まずツイッター動画保存ランキングとは何かという基本から、多くのユーザーが直面しているツイッターの保存ランキングが消えた理由、そしてTwitterで保存ができなくなった原因を、技術的・法的な背景から深く掘り下げて解説します。
2023年ごろから相次いでサイトが閉鎖した、かつて人気を博した動画保存君とは何か、あみちでTwitter動画を保存する方法といった具体的な代替手段にも言及しつつ、公式機能であるツイッターの履歴を保存する方法や、ダウンロード後のTwitter保存の確認場所といった実用的な情報もご案内します。
さらに、ツイッターの保存ランキング急上昇の探し方や、多くの人が気になる「ツイッターで動画を保存したら相手にバレるか」という疑問、そして意外と知られていないTwimgの危険性についても、専門的な視点から網羅的に解説します。この記事一本で、あなたの全ての疑問を解決します。
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- ランキングサイトが消えた技術的・法的な背景と今後の動向
- 現在も安全に利用できる代替ツールと具体的な保存手順
- 動画保存に関するよくある疑問やセキュリティ上の注意点
- ランキングに頼らない新しいトレンド情報の探し方
目次
ツイッター保存ランキングが消えた現状と背景

- そもそもツイッター動画保存ランキングとは何か
- ツイッターの保存ランキングが消えた理由とは
- Twitterで保存ができなくなった原因を解説
- 話題の動画保存君とは何か
- ツイッターの履歴を保存する方法も紹介
そもそもツイッター動画保存ランキングとは何か
「ツイッター動画保存ランキング」とは、その名の通り、Twitter(現X)に投稿された動画の中で、ユーザーによって保存(ダウンロード)された回数が多いものを集計し、順位付けして表示する外部のウェブサイトを指します。これらのサイトは、Twitter本体が提供する公式機能ではなく、第三者の開発者や組織によって運営されていました。
多くのサイトでは、リアルタイム、24時間、週間、月間といった特定の期間で集計を行い、今まさにSNS上で何がバズっているのか、どのような動画が人々の関心を集めているのかを直感的に把握できるのが最大の特徴でした。
ランキングサイトの技術的な仕組み
では、これらの外部サイトは、どのようにして「保存数」というデータを収集していたのでしょうか。その仕組みはサイトによって異なりますが、主にTwitterがかつて提供していたAPI(Application Programming Interface)を利用していたと考えられています。
APIを通じてTwitter上の公開データを取得し、特定の動画URLへのアクセス数や、サイト内に設置されたダウンロードボタンのクリック数などを基に、独自のアルゴリズムで「保存数」を擬似的にカウントしていたのです。
「保存数」は正確な数値だったのか?
厳密に言えば、これらのサイトが表示していた「保存数」は、Twitterサーバー上で実際にダウンロードされた正確な回数ではありません。あくまで、各ランキングサイトが自身のサービスを経由したダウンロード数を集計した、独自の指標です。そのため、サイトAとサイトBでは同じ動画でもランキング順位や保存数が異なる、という現象も起こり得ました。しかし、多くのユーザーが利用する人気サイトのランキングは、相対的な人気度を測る上で非常に信頼性の高い指標と見なされていました。
ユーザーにとっての価値と多様な活用シーン
ユーザーはこれらのランキングサイトを、単なる動画ダウンロードツールとしてだけではなく、より多角的な情報収集ツールとして活用していました。いわば、Twitter上の動画コンテンツの人気度を可視化し、トレンドを映し出す「鏡」のような存在だったのです。
例えば、以下のような活用シーンが挙げられます。
- トレンドのキャッチアップ:通勤・通学中などの隙間時間に、その日話題になっている面白い動画や衝撃的なニュース映像を効率的にチェックする。
- 新たなコンテンツの発見:自身のタイムラインやフォローしているアカウントの傾向とは異なる、未知のジャンルの人気動画に出会い、興味の幅を広げる。
- マーケティングリサーチ:企業のSNS担当者やコンテンツクリエイターが、どのような動画がユーザーに響くのか、バイラル(口コミで拡散)するコンテンツの傾向は何かを分析するための参考資料として活用する。
- アーカイブとしての利用:後で見返したい教育的なコンテンツや、感動的な動画を自分のデバイスに保存しておく。
ランキングサイトの主な役割
これらの活用シーンからも分かる通り、ランキングサイトは単なる保存機能だけでなく、現代の情報社会において重要な役割を担っていました。
- トレンドの把握:リアルタイムで世の中の関心事や人気の潮流を知ることができる。
- コンテンツ発見:アルゴリズムに縛られない、偶発的な出会いの場を提供していた。
- 情報収集の効率化:膨大な情報の中から、価値の高い情報を動画という形で手軽に確認できた。
まさに、多くのユーザーにとって「面白い動画を探すなら、まずランキングサイトを見る」というのが定番の行動パターンとなっていました。しかし、後述する複数の大きな変化により、これらの便利で文化的な役割すら担っていたサイトの多くが、現在では利用できなくなっているのです。
ツイッターの保存ランキングが消えた理由とは

多くのユーザーに愛用されていたツイッターの保存ランキングサイトが、なぜ2023年頃から次々と姿を消していったのでしょうか。その背景には、単なる一時的なサーバーダウンやサービスの終了といった単純な話ではなく、Twitter(現X)というプラットフォームそのものの巨大な方針転換が深く関わっています。主な理由は、これまで解説してきた「技術的な要因」と「法的な要因」に大別されますが、ここでは特に決定的だった技術的な側面に焦点を当て、詳しく解説します。
最大の要因:API仕様の大幅な変更と有料化の衝撃
結論から言うと、ランキングサイト閉鎖の最も直接的で最大の理由は、TwitterのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)に関する利用規約が、極めて厳格かつ高コストなものに激変したことです。これは、ランキングサイト運営者にとってまさに「死活問題」でした。
もともと、多くの外部サービスはTwitterが提供するAPIを利用して、ツイートの検索、投稿の分析、ユーザーデータの取得などを行っていました。ランキングサイトも例外ではなく、このAPIを通じて「どの動画ツイートが話題になっているか」というデータを収集し、独自のランキングを生成していたのです。しかし、2023年2月にイーロン・マスク氏が率いるX社(旧Twitter社)は、APIの利用方針を大きく転換し、これまで広く無料で提供されていたアクセスの大半を有料化することを発表しました。
API有料化がもたらした致命的な影響
この変更は、ウェブ開発者やサービス運営者に激震を走らせました。テクノロジー系ニュースサイト「TechCrunch」なども報じている通り、この方針転換はTwitterの収益化を加速させる一方、これまでTwitterのエコシステムを豊かにしてきた多くのサードパーティ製ツールや研究プロジェクトに大きな打撃を与えました。(参照:TechCrunch Japan)
ランキングサイト運営者から見れば、「これまで無料で利用できた情報の蛇口が、ある日突然有料になり、しかも流れる水の量(データ取得数)にも厳しい制限が課された」ようなものです。リアルタイムで膨大なデータを処理する必要があるランキングサイトにとって、これは致命的な変更でした。
運営コストの急騰とデータ取得の制限
新しいAPIプランでは、無料枠(Free)でAPIを呼び出せる回数(リクエスト数)が極端に少なく設定されました。一方で、大量のデータを扱うために必要な有料プラン(例えばBasicプランは月額100ドル、Proプランは月額5,000ドルなど)は、個人や小規模なチームで運営されることの多いランキングサイトにとっては、あまりにも高額でした。
APIプラン(発表当初の例) | 月額料金(目安) | 主なターゲットと影響 |
---|---|---|
Free | 無料 | ごく小規模なテストやボット向け。ツイート取得数に厳しい上限があり、ランキングサイトの運営は事実上不可能。 |
Basic | $100 | ホビー開発者向け。取得できるデータ量も限られており、大規模なランキングサイトのリアルタイム更新には力不足。 |
Pro / Enterprise | $5,000~ | 大企業や研究機関向け。広告収入などで運営されていた多くのランキングサイトが支払える金額ではない。 |
このコストの問題に加えて、「レートリミット」と呼ばれる、単位時間あたりにAPIをリクエストできる回数の上限も厳しくなりました。これにより、たとえ有料プランを契約したとしても、以前のようにリアルタイムで頻繁にデータを更新し続けることが技術的に困難になったのです。
プラットフォーム側の思惑とエコシステムの変容
では、なぜX社はこのような大きな反発を招いてまで、APIの仕様を変更したのでしょうか。その背景には、いくつかの経営的な思惑があったと推測されています。
- 収益源の多角化:広告収入に大きく依存していた収益モデルから脱却し、API利用料という新たな収益の柱を確立する狙い。
- データコントロールの強化:自社の貴重なデータを外部に無償で提供するのをやめ、その価値を自社でコントロール下に置きたいという意図。
– スパムや悪質ボットの排除:APIへのアクセスを有料化・厳格化することで、悪意のあるプログラムによるプラットフォームの不正利用を防ぐ目的。
これらの目的自体は企業経営として理解できるものの、結果として、これまでTwitterと共に成長してきた多くの良質な外部サービスが淘汰されることになりました。ツイッター保存ランキングサイトの消失は、まさにこのプラットフォーム全体の大きなエコシステムの変化の渦に巻き込まれた、象徴的な出来事だったのです。
Twitterで保存ができなくなった原因を解説

前項で解説したAPI仕様の変更がランキングサイトの運営を直撃した「技術的な要因」だとすれば、それと並行して大きな壁として立ちはだかったのが「法的な要因」、すなわち著作権保護の強化です。ユーザーから見て「Twitterで動画保存ができなくなった」と感じる背景には、この著作権という根深い問題が大きく関係しています。たとえAPIの問題がクリアできたとしても、この法的リスクを無視してサービスを運営することは、もはや不可能に近い状況なのです。
著作権法における「私的使用」のグレーゾーン
まず、日本の著作権法について基本的な考え方を理解する必要があります。著作権法第30条では、「私的使用のための複製」が認められています。これは、個人的にまたは家庭内など限られた範囲内で使用するために、著作物を複製(コピー)することを指します。
「私的使用のための複製」とは?
例えば、好きなアーティストのCDを自分のスマートフォンに取り込んで通勤中に聴いたり、テレビ番組を録画して後で家族と見たりする行為がこれにあたります。この範囲内であれば、著作権者の許可なくコンテンツを複製しても、基本的には著作権侵害にはなりません。(参照:文化庁 著作物が自由に使える場合)
この条文だけを見ると、「Twitterの動画を個人で楽しむためにダウンロードするのも私的使用だから問題ないのでは?」と考えるかもしれません。しかし、ここにはいくつかの重要な「ただし書き」と、現代のインターネット環境に合わせた解釈の難しさが存在します。
問題となるのは、「違法にアップロードされたコンテンツであると知りながらダウンロードする行為」です。2012年の著作権法改正により、違法にアップロードされた音楽や映像のダウンロードは、たとえ私的使用の目的であっても違法となりました(刑事罰の対象は有償で提供されているコンテンツなどに限定)。アニメの海賊版や映画の無断アップロードなどがこれに該当します。Twitter上にも、テレビ番組やライブ映像などが無断で転載されているケースは少なくありません。こうした動画を保存する行為は、法に触れるリスクを伴います。
プラットフォーム側の責任と対策強化
もう一つの重要な視点は、Twitter(X)というプラットフォーム側の立場です。近年、プラットフォーム運営者には、自社サービス上で横行する著作権侵害に対して、より積極的な対策を講じることが世界的に求められています。特に米国で制定されたデジタルミレニアム著作権法(DMCA)は、現在の多くのオンラインサービスの対応方針に大きな影響を与えています。
DMCAに基づき、著作権者やその代理人は、権利を侵害するコンテンツが掲載されているプラットフォームに対して「削除通知(テイクダウンノーティス)」を送ることができます。通知を受け取ったプラットフォームは、速やかに該当コンテンツを削除するなどの対応を取ることで、法的な責任を免れることができます(セーフハーバー規定)。
この仕組みは、Twitterの動画保存サイトにも間接的に影響します。プラットフォームとしては、自社のコンテンツが無断で外部サイトにダウンロード・再配布されることを助長するようなサービスを容認できません。そのため、利用規約で動画のダウンロードを明示的に禁止したり、ダウンロードツールの動作を妨げるような技術的な対策を講じたりすることがあります。これも、「保存ができなくなった」一因と考えられます。
Twitter(X)利用規約の記載
Xのサービス利用規約には、コンテンツの利用に関する制限が明記されています。例えば、「本サービス上でまたは本サービスを介して表示されるコンテンツを、本規約、…(中略)…で許可されている場合を除き、複製、修正、これに基づいた二次的著作物の作成、配信、販売、移転、公衆への表示、公演、送信、またはその他の方法で利用すること」を制限する旨の記載があります。外部ツールによるダウンロードは、この規約に抵触する可能性があると解釈できます。
運営者が直面する直接的な法的リスク
APIの問題と並行して、サイト運営者にとって無視できないのが、著作権者から直接的な法的措置を取られるリスクです。ランキングサイトは、構造上、多数の著作物を一覧表示し、ダウンロードへと誘導する形になります。これは、個々のユーザーが行うダウンロード行為とは異なり、侵害行為を助長・幇助していると見なされる可能性が非常に高いのです。
実際に、運営者が著作権者やその代理人から警告書や削除要請を受け取るケースは少なくありません。これに対応しなかった場合、ウェブサイトのドメイン停止措置や、さらには損害賠償を求める訴訟に発展するリスクも抱えています。
このように、技術的な運営の困難化(APIの問題)と、法的なリスクの急増(著作権の問題)という二つの大きな圧力が同時にかかったことこそが、Twitterの保存ランキングサイトが次々と消え、多くのツールで「保存ができなくなった」根本的な原因なのです。
話題の動画保存君とは何か

「ツイッターの保存ランキングが消えた」という問題とセットで、多くのユーザーの口から語られるのが「動画保存君」というサービスの名称です。この「動画保存君」とは、かつてTwitter動画を保存するための代表的な外部サイト(サードパーティ製ツール)の一つとして、絶大な人気を誇っていました。その存在は、単なる一ツールに留まらず、Twitterの動画保存文化を象徴する存在だったと言っても過言ではありません。
「動画保存君」が多くのユーザーに支持された理由
なぜ「動画保存君」はこれほどまでに多くのユーザーに利用されていたのでしょうか。その理由は、徹底的にユーザー目線で設計された、その圧倒的なシンプルさと利便性にありました。
技術的な知識が全くない人でも、迷うことなく使えるように設計されていたのです。
- 直感的な操作性:ユーザーが行う操作は、基本的に「保存したいTwitter動画のURLをコピーし、サイトの入力欄に貼り付けてボタンを押す」だけ。数ステップで目的を達成できる手軽さが最大の魅力でした。
- 登録不要・無料:メールアドレスの登録やアカウント作成といった手間が一切不要で、サイトにアクセスすれば誰でもすぐに無料で利用できました。
- 高速な処理:URLを貼り付けてから動画のダウンロードリンクが生成されるまでの時間が非常に短く、ストレスなく利用できた点も高く評価されていました。
また、「動画保存君」という親しみやすいネーミングも、ユーザーに受け入れられた一因かもしれません。あたかも便利なアシスタントのように感じられる擬人化された名称は、数ある無機質なツールの中で際立ち、多くの人の記憶に残りました。まさに、「Twitterの動画を保存するなら、まず『動画保存君』」というのが、多くのユーザーにとっての共通認識となっていたのです。
機能停止の背景とサードパーティツールの宿命
これほどまでに人気を博した「動画保存君」も、他の多くのランキングサイトと同様に、現在はアクセスが不安定になったり、正常に機能しなくなったりしています。その背景にあるのは、やはりこれまで解説してきたAPIの仕様変更と、それに伴う運営上の困難です。
「動画保存君」のようなサイトは、ユーザーから受け取った動画URLを基に、サーバー側でTwitterのサーバーにアクセスし、動画の元データ(MP4ファイルなど)の場所を特定してダウンロードリンクを生成するという処理を行っています。この「動画の元データを特定する」というプロセスにおいて、APIが重要な役割を果たしていました。APIへのアクセスが厳しく制限されたことで、この根幹となる機能が維持できなくなったと考えるのが自然です。
サードパーティツールが抱える共通のリスク
「動画保存君」の事例は、Twitterに限らず、あらゆるプラットフォームのサードパーティツールが共通して抱える「宿命」を浮き彫りにしています。それは、「サービスの生殺与奪の権利は、すべて公式プラットフォーム側が握っている」という事実です。
どれだけ人気があり、多くのユーザーに支持されているサービスであっても、公式の仕様変更(API、利用規約など)が一度行われれば、ある日突然、サービスが成り立たなくなる可能性があります。これは、便利な非公式ツールを利用する上で、ユーザー側も常に理解しておくべき重要なリスクです。
類似サービスと利用上の注意点
「動画保存君」が機能しなくなった後、多くのユーザーが代替となるサービスを探し始めました。「TWIVIDEO」や「TwiDropper」など、同様の機能を提供するサイトは現在もいくつか存在します。基本的な使い方は「動画保存君」とほぼ同じで、URLを貼り付けることで動画を保存できます。
しかし、これらの代替サービスを利用する際には、これまで以上に慎重さが求められます。
- セキュリティリスク:公式サイトを装ったフィッシングサイトや、悪意のある広告(マルウェアやアドウェアを仕込んだもの)を掲載しているサイトも存在します。サイトのURLが正規のものであるか、信頼できる評判があるかを事前に確認することが重要です。
- 広告の多さ:運営を維持するために、多くの無料サイトは広告に依存しています。中には、ダウンロードボタンと見分けがつきにくい広告を配置するなど、ユーザーを混乱させるようなデザインのサイトもあるため注意が必要です。
- サービスの安定性:現在利用できているサイトも、いつTwitter側のさらなる仕様変更で利用できなくなるか分かりません。一つのサービスに依存せず、複数の選択肢を持っておくことが望ましいでしょう。
「動画保存君」が使えなくなったという事実は、Twitterの動画保存を取り巻く環境が、以前よりも不安定でリスクの高いものになったことを示唆しています。利便性だけを追求するのではなく、安全性を最優先に考え、自己責任でツールを選び、利用するという姿勢が、これからのユーザーには求められています。
ツイッターの履歴を保存する方法も紹介

ここまでは主に「動画」の保存に焦点を当ててきましたが、Twitter(現X)上にある自身の資産は動画だけではありません。何気なく投稿した日々のツイート、誰かとのやり取り、共感を示した「いいね」など、それら全てがあなた自身の貴重なデジタル記録であり、いわば「ライフログ」です。アカウントの凍結や乗っ取り、あるいはサービス自体の予期せぬ仕様変更といったリスクに備え、これらの履歴全体を保存しておくことの重要性は、近年ますます高まっています。
幸いなことに、この目的のためには、第三者が提供する不安定なツールに頼る必要はありません。Twitterが公式に提供している「全ツイート履歴(アーカイブ)」機能を利用するのが、最も安全かつ確実な方法です。
公式アーカイブ機能で何が保存できるのか?
Twitterのアーカイブ機能は、単に過去のツイートをテキストで保存するだけのものではありません。アカウント作成時からリクエスト時点までの、驚くほど広範囲な活動データが一括でダウンロードできます。
アーカイブに含まれる主なデータ一覧
- ツイート(ポスト):自身が行ったすべてのツイート、リツイート、引用ツイート。
- ダイレクトメッセージ:送受信したDMの履歴(※設定や時期により含まれない場合もあります)。
- メディア:自身がアップロードした画像、動画、GIF。
- 「いいね」したツイート:過去に「いいね」を付けたすべてのツイートのリスト。
- フォロー・フォロワー:フォローしているアカウントと、自身をフォローしているアカウントのリスト。
- プロフィール情報:過去に使用したユーザー名や自己紹介文などの変更履歴。
- その他:作成したリスト、ミュートやブロックしているアカウント情報など、多岐にわたる活動記録。
これらのデータは、主にJSON(JavaScript Object Notation)という機械が読み取りやすい形式で格納されていますが、ユーザーが簡単に閲覧できるようにHTML形式のビューアも同梱されています。つまり、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、特定のHTMLファイル(例:「Your archive.html」)をウェブブラウザで開くだけで、まるで昔のTwitterサイトを閲覧するように、自分の過去の活動をオフラインで快適に振り返ることができるのです。
公式アーカイブの具体的な取得手順と注意点
アーカイブの取得手順は非常にシンプルです。公式機能であるため、安心して操作を進めることができます。
- 設定画面へアクセス:PCまたはスマートフォンのアプリで、Twitterの「設定とプライバシー」メニューを開きます。
- アカウント情報を選択:「アカウント」の項目内にある「データのアーカイブをダウンロード」またはそれに類する項目を選択します。(※UIは随時変更される可能性があります)
- 本人確認:セキュリティのため、アカウントのパスワードを再入力するよう求められます。
- リクエストの実行:「アーカイブをリクエスト」ボタンを押します。この時点で操作は完了です。
リクエスト後、データの準備には時間がかかります。ツイート数が多いベテランユーザーの場合、24時間以上待つことも珍しくありません。データの準備が完了すると、アカウントに登録されているメールアドレス宛にダウンロードリンクが記載された通知メールが届きます。また、アプリのプッシュ通知でお知らせが来る場合もあります。
アーカイブ取得時のよくある疑問と対処法
- メールが届かない:迷惑メールフォルダに入っていないか確認しましょう。また、通知が来るまで気長に待つ必要があります。
- ダウンロードリンクの有効期限:通知メールに記載されているリンクには有効期限があります。通知が来たら、早めにダウンロードを済ませましょう。
- ファイルサイズが大きい:長年利用しているアカウントでは、zipファイルが数GBに達することもあります。スマートフォンの場合はWi-Fi環境で、十分なストレージ空き容量を確保してからダウンロードしてください。
なぜツイート履歴の保存が重要なのか?
動画保存とは少し異なりますが、自身の全履歴を定期的にバックアップしておくことには、計り知れない価値があります。
- 万が一への備え:アカウントの予期せぬ凍結や乗っ取り、最悪の場合サービス終了という事態になっても、自身の発言や思い出を手元に残すことができます。
- 自己分析と振り返り:過去のツイートは、その時々の自分の考えや興味を映す鏡です。数年前の自分の投稿を読み返すことで、自身の成長や変化を客観的に知ることができます。
- 情報の再活用:過去に特定のテーマについて連続してツイートした場合、それらをブログ記事の元ネタにしたり、仕事の資料としてまとめ直したりと、二次的に活用することが可能です。
- 証拠保全:極端な例ですが、ネット上でのトラブルに巻き込まれた際に、自身の発言履歴が法的な証拠として重要になるケースも考えられます。
動画という「他者のコンテンツ」を保存することとは異なり、自身のツイート履歴は紛れもなく「自分自身のコンテンツ」です。このデジタル資産を自分自身で管理し、保護するという意識を持つことは、これからのデジタル社会を生きる上で非常に重要と言えるでしょう。年に一度でも構いませんので、定期的なアーカイブの取得を強くお勧めします。
ツイッター保存ランキングが消えた後の代替策

- ツイッターの保存ランキング急上昇の探し方
- あみちでTwitter動画を保存する方法
- 保存後のTwitter保存の確認場所はどこか
- 動画を保存したら相手にバレるかという疑問
- 注意すべきTwimgの危険性について
ツイッターの保存ランキング急上昇の探し方
ランキングサイトという便利な「羅針盤」を失った今、私たちは自らの手で情報の荒波を航海し、価値あるコンテンツ、すなわち「急上昇している話題の動画」を見つけ出す必要があります。これは一見、手間が増えたように感じるかもしれません。しかし見方を変えれば、これは画一的なランキングに頼るのではなく、自分自身の興味や関心に基づいた「オーダーメイドのトレンドアンテナ」を構築する絶好の機会とも言えます。ここでは、そのための具体的な方法をいくつか紹介します。
方法1:公式「検索機能」の徹底活用術(高度な検索コマンド)
多くの人が日常的に使っているTwitterの検索機能ですが、実はそのポテンシャルを最大限に引き出せているユーザーは少数です。特定の「検索コマンド(検索演算子)」を組み合わせることで、まるでプロのデータアナリストのように、膨大なツイートの中からバズっている動画だけをピンポイントで抽出することが可能になります。
基本的な考え方は、「動画を含むツイート」に絞り込み、さらに「いいね」や「リツイート」の数で足切りをし、期間を指定するというものです。これにより、ノイズを極限まで減らし、本当に注目されている投稿だけを表示させることができます。
覚えておきたい便利な検索コマンド一覧
これらのコマンドは、検索窓にキーワードと一緒に入力して使います。複数組み合わせることも可能です。
コマンド | 機能と説明 |
---|---|
filter:videos |
検索結果を動画が含まれるツイートのみに絞り込みます。これが最も基本かつ重要なコマンドです。 |
min_faves:〇〇 |
「いいね」の数が〇〇以上のツイートのみを表示します。(例:min_faves:10000 は1万いいね以上) |
min_retweets:〇〇 |
リツイート数が〇〇以上のツイートのみを表示します。(例:min_retweets:5000 は5千RT以上) |
since:YYYY-MM-DD |
指定した日付以降のツイートを検索します。(例:since:2025-09-01 ) |
until:YYYY-MM-DD |
指定した日付以前のツイートを検索します。(例:until:2025-09-15 ) |
lang:ja |
日本語のツイートのみに絞り込みます。 |
【検索例】
検索窓に「面白動画 filter:videos min_faves:20000 since:2025-09-01 lang:ja
」と入力すると、「2025年9月1日以降に投稿された日本語の『面白動画』というキーワードを含むツイートの中で、いいねが2万件以上の動画」という、非常に質の高い検索結果を得ることができます。(参照:Xヘルプセンター Xでの検索機能の使い方)
方法2:「リスト機能」で自分だけの専門チャンネルを作る
検索機能が「その都度、宝物を探しに行く」能動的な方法だとすれば、リスト機能は「質の高い情報源をまとめて、情報が自動的に流れ込んでくる仕組みを作る」受動的かつ効率的な方法です。
リスト機能を使うと、特定のアカウントをフォローしていなくても、それらのアカウントのツイートだけをまとめて閲覧できる専用のタイムラインを作成できます。これを応用し、例えば以下のようなリストを作成してみましょう。
- 「ニュース動画速報」リスト:主要な報道機関や記者のアカウントをまとめる。
- 「動物癒し動画」リスト:人気のペットアカウントや動物園・水族館の公式アカウントをまとめる。
- 「ガジェットレビュー」リスト:信頼できるテクノロジー系ライターやYouTuberのアカウントをまとめる。
こうして作成したリストを定期的にチェックするだけで、その分野で話題になっている動画コンテンツを効率的に把握できます。他のユーザーが作成した質の高いリストを購読(フォロー)するのも良い方法です。これは、かつてのランキングサイトが担っていた「特定のジャンルの人気動画を知る」という役割を、自分自身で再現する試みと言えるでしょう。
方法3:外部のSNS分析ツールを活用する
よりデータに基づいた分析を行いたい場合は、外部のSNS分析ツールを利用するという選択肢もあります。これらのツールは、個人の趣味というよりは、企業のマーケティング担当者などプロ向けのものが中心ですが、無料で利用できる機能を持つサービスも存在します。
これらのツールを使うと、以下のような情報を得ることができます。
- 特定のキーワードやハッシュタグが、時間と共にどれだけ言及されたか(バズの可視化)
- エンゲージメント率(いいね、RT、返信などの反応率)が高い投稿の特定
- 影響力の大きいインフルエンサーの発見
外部ツール利用時の注意
外部ツールの中には、Twitterアカウントとの連携(ログイン)を求めてくるものがあります。連携を許可する際は、そのツールがどのような情報にアクセスしようとしているのか(アクセス許可の範囲)を必ず確認し、信頼できるサービスであるかを慎重に見極めてください。安易な連携は、アカウント乗っ取りなどのリスクに繋がる可能性があります。
ランキングサイトがなくなった今、トレンドの探し方は多様化しています。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、これらの方法を組み合わせることで、他人が決めたランキングを見るだけだった頃よりも、深く、そして自分らしくSNSのトレンドを楽しめるようになるはずです。
あみちでTwitter動画を保存する方法

「あみち」という特定のサービス名で動画の保存方法を探している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、前述の通りTwitterの仕様変更の影響で、特定のダウンロードサイトが永続的に安定して利用できる保証はどこにもありません。
昨日まで使えていたサイトが、今日にはアクセスできなくなっている、という事態は日常茶飯事です。そのため、本セクションでは「あみち」という特定のツールに固執するのではなく、現在利用可能なあらゆる代替サイト(動画ダウンロードツール)を安全に見極め、正しく利用するための普遍的な方法について、専門的な視点から詳しく解説します。
安全なダウンロードサイトを選ぶための必須チェックリスト
動画を保存したいという気持ちは当然ですが、その一時の利便性のために、ウイルス感染や個人情報漏洩といった深刻なリスクを負うべきではありません。代替サイトを選ぶ際には、必ず以下のチェックリストを確認し、一つでも当てはまらない項目があれば、そのサイトの利用は見送るのが賢明です。
【最重要】動画保存サイトの安全性チェックリスト
-
□ URLは「https://」で始まっているか?(SSL/TLS暗号化)
ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示され、URLが「https://」で始まっていることを確認してください。これは、あなたとサイト間の通信が暗号化されており、第三者による盗聴のリスクが低いことを示します。暗号化されていない「http://」のサイトは論外です。 -
□ 過剰な広告や偽のダウンロードボタンはないか?
ページを開いた瞬間に無数のポップアップ広告が表示されたり、「ダウンロード」と書かれたボタンがいくつもあってどれが本物か分かりにくかったりするサイトは非常に危険です。誤クリックを誘発し、マルウェア配布サイトやフィッシングサイトに誘導する手口の可能性があります。 -
□ ソフトウェアのインストールを要求してこないか?
ブラウザ上で完結するはずの動画保存のために、「専用ダウンローダー」や「高速化プラグイン」といった追加ソフトウェアのインストールを求めてくるサイトは絶対に信用してはいけません。多くの場合、ウイルスやアドウェアが仕込まれています。 -
□ 運営者情報やプライバシーポリシーが明記されているか?
信頼できるサイトは、フッターなどに運営者情報やプライバシーポリシーへのリンクを設置しています。運営元が不明瞭なサイトは、トラブルが発生した際に責任の所在がわからず、泣き寝入りになる可能性があります。 -
□ ログインや個人情報の入力を求めないか?
Twitter動画を保存するだけであれば、あなたのTwitterアカウントのログイン情報(IDやパスワード)は一切不要です。もしログインを求められたら、それはアカウント乗っ取りを狙ったフィッシング詐欺です。
【実践】一般的な動画保存サイトの利用手順とコツ
上記のチェックリストをクリアした安全なサイトを見つけたら、いよいよ動画を保存します。基本的な手順はどのサイトもほぼ共通です。
動画保存 4つの基本ステップ
- Step1:動画ツイートのURLをコピーする
保存したい動画が含まれるツイートを開き、共有アイコン(下部にある上向き矢印のマーク)をタップします。メニューの中から「リンクをコピー」または「ポストのリンクをコピー」を選択します。これで、ツイートのURLがクリップボードにコピーされます。 - Step2:保存サイトにURLを貼り付ける
選んだ動画保存サイトにアクセスし、表示されている入力フォーム(テキストボックス)に、先ほどコピーしたURLを貼り付け(ペースト)します。 - Step3:動画を解析・抽出させる
入力フォームの横にある「ダウンロード」「変換」「抽出」といったボタンを押します。サイトのサーバーがURLを解析し、動画データへの直接リンクを探しにいきます。 - Step4:画質を選択してダウンロードする
解析が完了すると、通常はSD画質(標準画質)やHD画質(高画質)など、いくつかの画質オプションが表示されます。希望の画質のダウンロードボタンを右クリック(PCの場合)または長押し(スマホの場合)し、「名前を付けてリンク先を保存」や「ビデオをダウンロード」などを選択して、自身のデバイスに保存します。
よくある失敗事例とトラブルシューティング
手順通りに進めても、うまくいかない場合があります。慌てずに原因を切り分けて対処しましょう。
発生する問題 | 主な原因と対処法 |
---|---|
「URLが無効です」とエラーが出る | 原因:URLのコピーが不完全(途中で切れているなど)。 対処法:もう一度、ツイートから正確にURLをコピーし直してください。 |
「動画が見つかりません」と表示される | 原因:そのツイートが非公開アカウント(鍵垢)のものであるか、すでに削除されている。 対処法:非公開アカウントの動画はダウンロードできません。公開されている動画でお試しください。 |
ダウンロードボタンを押すと広告ページに飛ぶ | 原因:偽のダウンロードボタンをクリックしてしまった。 対処法:すぐにそのページを閉じ、元のサイトに戻って本物のダウンロードボタンを探してください。見分けがつかない場合は、そのサイトの利用を中止しましょう。 |
ダウンロードしたファイルが0KBになる | 原因:サイト側のサーバーの一時的な不具合や、Twitter側の仕様変更への未対応。 対処法:時間を置いて再度試すか、別の保存サイトを利用してみてください。 |
特定のサービス名に頼るのではなく、これらの知識を身につけて自分自身で安全なツールを見極め、正しく使いこなすスキルこそが、不安定な今の環境で快適に動画を保存するための最善策と言えるでしょう。
保存後のTwitter保存の確認場所はどこか

無事に動画のダウンロードを完了させた後、多くの人が直面するのが「さて、保存したあの動画は一体どこへ行ったのだろう?」という問題です。
ダウンロードのプログレスバーが完了したのを確認したにもかかわらず、デスクトップにも写真アプリにも見当たらない、という経験は誰にでもあるでしょう。保存したファイルの確認場所は、あなたが使用しているデバイス(PCかスマホか)とそのOS(Operating System)、そして利用しているブラウザの設定によって決まります。このセクションでは、各プラットフォームごとに、動画ファイルの具体的な確認場所と、見つけ出すためのヒントを詳しく解説します。
PC(Windows)での確認場所
Windows PCを利用している場合、ダウンロードしたファイルのデフォルト(初期設定)の保存先は、ほとんどの場合「ダウンロード」フォルダです。
【確認手順】
- タスクバーにあるフォルダの形をした「エクスプローラー」アイコンをクリックして開きます。
- 画面左側のナビゲーションウィンドウから「ダウンロード」という項目をクリックします。
- フォルダ内の表示形式を「詳細」にし、「更新日時」の列をクリックして降順(新しいものが上)に並べ替えると、ダウンロードしたばかりの動画ファイルが一番上に見つかります。
ほとんどのウェブブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Mozilla Firefoxなど)は、初期設定でこの「ダウンロード」フォルダにファイルを保存するようになっています。もし、あなたが過去にブラウザの設定を変更した記憶があるなら、その際に指定した別のフォルダ(例:「デスクトップ」や「ビデオ」フォルダ)に保存されている可能性もあります。
ブラウザのダウンロード保存先を変更する方法
例えばGoogle Chromeでは、「設定」→「ダウンロード」の項目で、「保存先」のパスを確認・変更できます。「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」というオプションをオンにしておけば、毎回どこに保存するかを自分で指定できるようになり、ファイルを見失うのを防げます。
Macでの確認場所
macOSの場合もWindowsと同様に、デフォルトの保存先は「ダウンロード」フォルダです。Finder(Macのファイル管理ツール)からアクセスできます。
【確認手順】
- 画面下のDockにある顔の形をした「Finder」アイコンをクリックします。
- Finderウィンドウの左側のサイドバーから「ダウンロード」を選択します。
- 表示方法をリストやカラムなどにし、追加日(更新日時)で並べ替えると見つけやすくなります。
また、Dockに「ダウンロード」フォルダのスタック(アイコンの集まり)が表示されている場合は、それをクリックするだけで最近ダウンロードしたファイルの一覧を素早く確認できて便利です。
iPhone/iPad(iOS/iPadOS)での確認場所
スマートフォンやタブレットの場合、PCとは少し勝手が異なり、ユーザーを混乱させる原因にもなっています。iPhoneやiPadでSafariなどのブラウザから動画をダウンロードした場合、保存先は主に2パターン考えられます。
- 「ファイル」アプリ内:
最も一般的な保存先です。ホーム画面にある青いフォルダのアイコンの「ファイル」アプリを開き、「ブラウズ」タブの中の「このiPhone内」→「ダウンロード」フォルダを確認してください。ここに動画ファイル(.mp4など)として保存されています。このファイルは、ここから他のアプリに共有したり、再生したりできます。 - 「写真」アプリ内:
ウェブサイトの仕様によっては、ダウンロード後に「“写真”にビデオを保存」といった選択肢が表示されることがあります。その場合は、「写真」アプリのライブラリ(アルバムの「最近の項目」など)に直接保存されます。
もし「写真」アプリに見当たらなければ、まずは「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダを探すのが定石です。(参照:Apple サポート iPhoneのファイルアプリでファイルとフォルダを表示する)
Android端末での確認場所
Android端末はメーカーによってプリインストールされているアプリが異なりますが、基本的な考え方はiPhoneと似ています。
- ファイル管理アプリ内:
「Files by Google」や、Samsung端末の「マイファイル」といったファイル管理アプリを開きます。内部ストレージの中にある「Download」という名前のフォルダがデフォルトの保存先です。 - ギャラリー/フォトアプリ内:
ダウンロードした動画は、メディアファイルとして自動的にスキャンされ、「Googleフォト」や端末標準の「ギャラリー」アプリにも表示されることがほとんどです。「ライブラリ」タブの中の「Download」というデバイス内のフォルダで確認できます。
AndroidはiOSに比べてファイルの管理が自由なため、ブラウザアプリごとに独自のダウンロードフォルダを設定している場合もあります。
【最終手段】それでもファイルが見つからない場合のチェックポイント
上記を試しても見つからない場合は、以下の方法を試してみてください。
- ブラウザのダウンロード履歴を確認する:PCのブラウザであれば、ショートカットキー「Ctrl + J」(Macなら「Shift + Command + J」)でダウンロード履歴を開けます。そこにはファイル名と「フォルダを開く」といったリンクが表示されており、直接保存場所にアクセスできます。スマホのブラウザにも同様の履歴機能があります。
- デバイス内をファイル名で検索する:動画の元ツイートなどから、ファイル名の一部が推測できる場合は、OSの検索機能(Windowsの検索窓、MacのSpotlightなど)で検索してみましょう。
- ストレージの空き容量を確認する:非常に稀ですが、デバイスの空き容量が不足していると、ダウンロードが正常に完了しない(0KBのファイルが生成されるなど)ことがあります。
ダウンロードした動画は、あなたの貴重なコレクションの一部です。どこに保存されるかの仕組みを一度理解しておけば、今後はファイルを見失うことなく、快適に動画を楽しむことができるでしょう。
動画を保存したら相手にバレるかという疑問

Twitterの動画を保存する際、おそらく最も多くの人が抱くであろう不安、それが「この保存という行為は、動画の投稿者に通知されてしまうのではないか?」という疑問です。
特に、個人的に楽しみたい動画や、自分が保存したことを相手に知られたくないデリケートな内容の動画の場合、この心配は一層大きくなるでしょう。結論から先に、そして明確にお伝えします。外部のサイトやツールを利用してTwitterの動画を保存しても、その行為が投稿者に通知されたり、あなたが保存したという事実がバレたりすることは、まずありません。このセクションでは、その技術的な理由と、関連する誤解について詳しく、そして分かりやすく解説します。
通知が発生する仕組みと、発生しない仕組み
まず理解すべきなのは、Twitter上で「通知」が発生するのは、どのようなアクションなのか、その根本的な仕組みです。通知が飛ぶのは、あなたがTwitterにログインした状態(認証された状態)で行う、プラットフォーム上で完結する「ソーシャルなアクション」に限られます。
通知が発生するアクション(バレる行為)⭕ | 通知が発生しないアクション(バレない行為)❌ |
---|---|
・いいね ・リツイート(リポスト) ・引用ツイート ・返信(リプライ) ・フォロー ・タグ付け |
・外部ツールでの動画/画像保存 ・ツイートの閲覧 ・プロフィールページの訪問 ・スクリーンショット撮影 ・画面録画 ・ツイートのリンクコピー |
なぜこのような違いが生まれるのでしょうか。それは、アクションの主体が誰であるかをTwitterのシステムが認識しているかどうかにかかっています。「いいね」や「リツイート」は、あなたのアカウントが主体となって行う、投稿者に対する明確なリアクションです。そのため、システムは「AさんがBさんの投稿に『いいね』しました」と認識し、Bさんに通知を送ります。
一方で、外部の動画保存サイトを利用する際のプロセスは全く異なります。あなたがサイトに入力したURLを基に、動画データを取得しに行くのは、あなたのTwitterアカウントではなく、その保存サイトのサーバーです。Twitterのサーバーから見れば、「どこかのサーバー(保存サイトのサーバー)が、公開されている動画ファイルへのアクセスをリクエストしてきた」としか認識できません。そのリクエストの元々の依頼者があなたである、ということまでは一切関知しないのです。
「足跡(あしあと)機能」はTwitterに存在しない
一部のSNS(LinkedInや過去のmixiなど)には、誰が自分のプロフィールを訪問したかが分かる「足跡機能」が存在しますが、Twitter(X)には、現在も過去にも、そのような機能は一切ありません。ツイートを何回見ようが、プロフィールを何回訪問しようが、それが相手に知られることはありません。動画の保存も、この「閲覧」という行為の延長線上にあると考えると分かりやすいでしょう。
スクリーンショットや画面録画の場合は?
外部サイトを使わず、スマートフォンの標準機能であるスクリーンショットや画面録画でコンテンツを保存する、という方も多いでしょう。この場合も、相手にバレることは絶対にありません。
これらの操作は、Twitterというアプリやウェブサイトのレイヤー(層)ではなく、さらにその下層にあるOS(Operating System)のレイヤーで行われる、完全にデバイス内部で完結した処理です。あなたのiPhoneやAndroidスマホが「今、画面を撮影した」という情報を、わざわざTwitterのサーバーに送信することはありません。これは、ウェブページを印刷しても、そのサイトの管理者に通知が届かないのと同じ原理です。
バレないことと、倫理的な配慮は別問題
ここまで、「技術的にバレることはない」という点を強調してきました。これにより、多くの方の不安は解消されたかと思います。しかし、ここで一つ、非常に重要な注意点があります。それは、「バレないから何をしても良い」わけではない、ということです。
クリエイターへの敬意を忘れずに
Twitterに投稿されている動画の多くは、投稿者が時間や労力をかけて制作した大切な作品(コンテンツ)です。それを保存させてもらうという行為は、あくまで投稿者が公開してくれているという善意の上に成り立っています。
- 無断転載・再配布の禁止:保存した動画を、自分のアカウントで再投稿したり、他のSNSにアップロードしたりする行為は、明確な著作権侵害です。絶対にやめましょう。
- 悪意のある利用の禁止:動画を加工して投稿者を貶めたり、誹謗中傷の材料として利用したりすることは、著作権侵害だけでなく、名誉毀損などの法的問題に発展する可能性があります。
技術的に匿名性が保たれているからこそ、ユーザー一人ひとりの高い倫理観が求められます。動画を保存する際は、常にそのコンテンツを制作したクリエイターへの敬意(リスペクト)を忘れず、個人で楽しむという範囲を厳守してください。
安心して動画を保存するため、そして健全なSNS文化を守るためにも、「バレるか、バレないか」という視点だけでなく、「その行為が適切かどうか」という視点を常に持つことが大切です。
ツイッター保存ランキングが消えた後の対応まとめ
- 「ツイッター動画保存ランキング」は外部サイトがAPI等で“保存数”を擬似集計し、人気動画を可視化していた非公式サービス。
- 2023年以降の相次ぐ消滅の主因は、X(旧Twitter)のAPI有料化・仕様変更・厳格なレート制限。
- API料金の高騰と取得上限でリアルタイム集計の運営コストが跳ね上がり、小規模サイトは継続困難に。
- 同時に著作権・DMCA・利用規約の観点で法的リスクが増大し、運営側の撤退を加速。
- ランキングサイトはトレンド把握・新規発見・情報収集効率化という“羅針盤”的役割を担っていた。
- 代表的ツール「動画保存君」も不安定化。サードパーティは公式仕様変更一つで機能停止し得る“宿命”。
- 代替サイト(例:TWIVIDEO、TwiDropper等)は存在するが恒常性は保証されず、単一依存はリスク。
- 安全な保存サイト選びは「HTTPS・過剰広告/偽DLボタンなし・ソフト強要なし・運営/ポリシー明示・ログイン不要」を厳守(Twimg直リンクの悪用や偽ミラーにも注意)。
- 一般的な保存手順:ツイートURLコピー→保存サイトへ貼付→解析→画質選択→保存。失敗時はURL不備/非公開/サイト不具合を切り分け。
- 端末別の保存先:PC/Macは「ダウンロード」フォルダ、iOSは「ファイル」or「写真」、Androidは「Download」orギャラリーで確認。
- 外部ツールで保存しても投稿者に通知は行かないが、無断再投稿などの権利侵害は厳禁—倫理配慮が必須。
- ランキング不在の今は検索演算子(filter:videos、min_faves/retweets、since/until、lang)で“伸びている動画”を能動的に抽出。
- 受動的収集は「リスト機能」でジャンル別タイムラインを作成し、必要に応じて外部SNS分析ツールを併用。
- 自分の資産は公式「アーカイブ機能」で安全に一括保存(取得範囲が広く、手順・容量・リンク有効期限に留意)。
- 総括:技術(API)と法務の環境変化で保存/ランキングは不安定。安全・合法・自律的にトレンドを掴むスキルが今後の最適解。
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