『優しいSNS』Twitter:マシュマロのやり方|登録から使い方や特徴を完全解説

Twitter: How to use Marshmallow

Twitter(X)で人気の匿名メッセージサービス「マシュマロ」。「フォロワーともっと交流したい」「自分の活動への感想や意見を聞いてみたい」と考え、導入を検討しているものの、具体的な使い方や安全性の面で一歩踏み出せずにいる、ということはないでしょうか。

この記事は、そんなあなたのための完全ガイドです。

マシュマロの基本的な使い方から、多くの方がつまずきがちなTwitterとの連携方法、さらにはメッセージ募集のコツまで、初心者の方にも分かりやすく、丁寧な解説を心がけました。

また、「質問箱とマシュマロのどちらがいいの?」という定番の疑問から、「匿名って本当にバレない?」「もし攻撃的なメッセージが来たら…」といったプライバシーやセキュリティに関する深刻な悩み、さらには「連携がうまくいかない」「タイムラインが回答だらけでうざい」といった具体的なトラブルシューティングまで、マシュマロに関するあらゆる情報を網羅しています。

この記事を最後まで読めば、マシュマロの全貌を深く理解し、明日からでも安心して、そして効果的に活用できるようになるでしょう。

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  • マシュマロの登録から回答まで、失敗しないための具体的な手順
  • Peing-質問箱-との違いを徹底比較し、あなたに最適なサービスがわかる
  • 匿名性の仕組みや、万が一のトラブルから身を守るための知識
  • 連携エラーや不快なメッセージへの対処法など、実践的な解決策

目次

基本的なTwitterでのマシュマロのやり方

基本的なTwitterでのマシュマロのやり方
  • 質問箱とマシュマロのどちらがいいか比較
  • マシュマロの基本的な使い方を解説
  • マシュマロとTwitter連携のやり方
  • マシュマロのURLの見つけ方と募集方法
  • Twitterでマシュマロを送る方法
  • マシュマロは登録しなくても送れるか

質問箱とマシュマロのどちらがいいか比較

匿名メッセージサービスを始めようと考えたとき、多くの方が「マシュマロ」と「Peing-質問箱-」の2つで悩むことでしょう。

どちらも優れたサービスですが、その開発思想や機能、そして得意とする領域には明確な違いが存在します。ご自身の活動スタイルや、フォロワーとどのような関係性を築きたいのかを想像しながら、最適なプラットフォームを選択することが重要です。ここでは、単なる機能比較に留まらず、それぞれのサービスの背景やユーザー層の違いにまで踏み込んで、徹底的に比較・解説します。

最大の違いは「コミュニケーションの思想」

両者の最も根源的な違いは、AIによるフィルタリング機能に込められた思想にあります。この違いが、サービスの雰囲気やユーザー体験そのものを大きく左右しています。

マシュマロは、その名の通り「世界はもっとマシュマロを投げ合うような安全さで満たされるべき」という強いコンセプトを掲げて誕生しました。開発の背景には、インターネット、特にSNSにおける誹謗中傷という深刻な問題があります。

マシュマロ
マシュマロHPより

そのため、ネガティブ、暴力的、性的な単語を含むメッセージをAIが極めて高い精度で自動検知し、受信者の目に触れる前に「こっそり削除」する仕組みが最大の特長です。これは、クリエイターやインフルエンサーが安心してファンとの温かい交流に集中できる「安全地帯」を提供することを最優先に考えていることの表れです。

一方、Peing-質問箱-もフィルタリング機能を搭載していますが、こちらは「ユーザーの自由度」を重視しています。フィルターの強度を「無し」「弱」「中」「強」の4段階から自分で選択できるため、あえて厳しい意見も受け入れたい場合や、多少過激な表現を含むファンからの熱いメッセージも確認したい、といったニーズにも応えられます。また、TwitterだけでなくInstagramやFacebookなど、複数のSNSに対応している点も、幅広いプラットフォームで活動するユーザーにとっては大きな魅力と言えるでしょう。

機能とユーザー層から見る詳細比較

思想の違いは、具体的な機能やユーザー層にも影響を与えています。以下の比較表で、より詳細な違いを確認してみましょう。

比較項目 マシュマロ Peing-質問箱-
コンセプト 悪口が届かない、やさしい世界。安全性の確保が最優先。 匿名で気軽に質問を募集。利用者の自由度を尊重。
フィルタリング AIによる強力な自動削除。基本的に受信者が不快に感じる表現は届かない。 フィルター強度をユーザー自身が4段階で調整可能。
対応SNS 主にTwitter(X)に特化。 Twitter、Instagram、Facebookなど、多岐にわたる
収益化機能 あり(チョコ入りマシュマロ)。投げ銭(応援)としての側面が強い。 なし。
ユーザー層の傾向 Vtuber、イラストレーター、作家など、ファンとの温かい交流を重視するクリエイター層。 インフルエンサー、有名人、一般ユーザーまで幅広く、多様な意見を募りたい層。
UI/UX シンプルで柔らかいデザイン。直感的な操作が可能。 機能的で分かりやすいデザイン。カスタマイズ性は低い。

収益化機能「チョコ入りマシュマロ」とは?

マシュマロが持つユニークな機能として、「チョコ入りマシュマロ」が挙げられます。これは単なる質問機能ではなく、メッセージに少額の「応援の気持ち(チョコ)」を乗せて送れる、一種の投げ銭システムです。送信者は1個120円(税込)からのチョコをマシュマロに詰めることで、受信者の受信箱でメッセージが優先的に表示され、回答してもらえる確率が高まります。

受信者は、このチョコ入りマシュマロに7日以内に回答することで、運営から報酬を受け取ることができます。これは、クリエイターにとって創作活動の励みになるだけでなく、ファンにとっては「自分のメッセージに気づいてもらいやすくなる」「活動を直接応援できる」という双方にとってメリットのある仕組みです。この機能の存在も、クリエイター層から強く支持される理由の一つとなっています。

結論:どちらを選ぶべきか?

ここまでの情報を踏まえて、どちらのサービスがあなたに適しているかを判断しましょう。

  • マシュマロがおすすめな人:
    • インターネット上の心無い言葉に傷ついた経験がある、またはそれを避けたい方
    • ファンからの応援やポジティブな感想を中心に、安心して交流を楽しみたいクリエイター(Vtuber、作家、イラストレーターなど)
    • フォロワーとの温かいコミュニティを築きたいと考えている方
    • 「チョコ入りマシュマロ」を通じて、活動の支援を受けたい方
  • Peing-質問箱-がおすすめな人:
    • Twitterだけでなく、Instagramなど複数のSNSで一括して質問を募集したい方
    • ポジティブな意見だけでなく、時には厳しい意見や多様な視点も受け入れたいと考えている方
    • フィルターの強度を自分でコントロールしたい方
    • より幅広い層の一般ユーザーと気軽に交流したい方

ご自身の活動目的と、どのようなコミュニケーションを望むかを深く考えることが、最適なサービス選びの鍵となります。

マシュマロの基本的な使い方を解説

マシュマロの基本的な使い方を解説

マシュマロは、一言で言えば「Twitter(X)アカウントを利用して、安全に匿名メッセージの送受信ができるサービス」です。しかし、その本質は単なるツールに留まりません。SNSでのコミュニケーションに疲れや恐怖を感じる人が少なくない現代において、「傷つくことのない、やさしい交流の場」を提供するという明確な目的を持って設計されています。ここでは、マシュマロがどのようなサービスなのか、その全体像を掴むために、基本的な利用の流れと各機能の役割を詳しく見ていきましょう。

マシュマロの操作は非常に直感的で、ウェブサービスに不慣れな方でも迷うことなく使い始められるように工夫されています。登録から実際にメッセージに回答するまでの一連の流れは、大きく分けて4つのステップで構成されています。

ステップ1:アカウント登録とTwitter(X)連携

まずはじめに、マシュマロのサービスを利用するためのアカウントを作成します。この際、ゼロから個人情報を入力するのではなく、普段お使いのTwitter(X)アカウント情報を基に登録(連携)するのが一般的です。これにより、マシュマロはあなたのTwitterアカウントと紐づき、メッセージの募集や回答の投稿をスムーズに行えるようになります。この連携プロセスは、サービスの安全性を担保する上でも重要な役割を担っており、数クリックで完了します。詳しい手順については、次の「マシュマロとTwitter連携のやり方」の項目で、画面のイメージと共にさらに詳しく解説しますので、ご安心ください。

マシュマロ2
マシュマロHPより

ステップ2:メッセージの募集

アカウントの準備が整ったら、いよいよフォロワーや他のユーザーからメッセージを募集します。マシュマロのマイページにアクセスすると、あなた専用のメッセージ受付ページのURLやQRコードが発行されています。これを自身のTwitterアカウントで「#マシュマロ募集」といったハッシュタグと共に投稿するのが、最も基本的な募集方法です。例えば、以下のようなツイート文が考えられます。

【ツイート文の例】
マシュマロを設置してみました!
活動に関する質問や、ちょっとした雑談、なんでもお気軽に送ってください✨
一つひとつ大切に読ませていただきます!
#マシュマロを投げ合おう
[ここにあなたのマシュマロURL]

このように、どのようなメッセージを送ってほしいのかを具体的に示すと、相手もメッセージを送りやすくなります。クリエイターであれば作品の感想、専門家であれば専門分野の質問など、自身のキャラクターに合わせて募集内容を工夫することで、より有意義な交流が期待できるでしょう。

ステップ3:メッセージの受信と確認

募集ツイートを見たユーザーからメッセージが送られてくると、マシュマロのマイページ内にある「受信箱」に届きます。この受信箱が、マシュマロの「やさしさ」を最も体現している場所です。

前述の通り、マシュマロのAIフィルターが24時間稼働しており、誹謗中傷や攻撃的な内容と判断されたメッセージは、この受信箱に届く前に自動的に削除されます。そのため、あなたは安心してポジティブな意見や純粋な質問だけを確認することができます。受信箱は「あなた宛」「確認済み」「お気に入り」などのタブで整理されており、大量のメッセージが届いた場合でも効率的に管理することが可能です。

ステップ4:メッセージへの回答

受信したメッセージの中から回答したいものを選び、返信を作成します。作成した回答は、元のメッセージ(質問文)とあなたの回答文がセットになった一枚の画像として自動生成され、あなたのTwitterアカウントに投稿されます。これにより、あなたのフォロワー全員が、どのような質問が来て、あなたがそれにどう答えたのかを共有できます。この一連のやり取りが、他のフォロワーとの新たなコミュニケーションのきっかけになったり、あなたの個性や人柄をより深く知ってもらう機会になったりするのです。

マシュマロが持つ「思想」の重要性

マシュマロの基本的な使い方を理解する上で、その根底にある「思想」を知ることは非常に重要です。公式サイトが掲げる「世界はもっとマシュマロを投げ合うような安全さで満たされるべき」という言葉は、このサービスが単なる機能の集合体ではないことを示しています。なぜ「マシュマロ」なのか。それは、マシュマロが柔らかく、人にぶつかっても誰も傷つけないからです。言葉も同じように、温かく、柔らかいものを投げ合うべきだ、という願いが込められています。この思想がAIフィルタリングという具体的な機能に結実し、多くのユーザーに「ここなら安心して本音を話せる」という信頼感を与えているのです。

マシュマロとTwitter連携のやり方

マシュマロとTwitter連携のやり方

マシュマロの魅力を最大限に活用するためには、ご自身のTwitter(X)アカウントとの連携が不可欠です。この連携作業は、あなたがマシュマロのメッセージ募集主であることを証明し、回答をスムーズにご自身のタイムラインに投稿するための重要なステップとなります。一見、専門的に聞こえるかもしれませんが、実際には数分で完了する簡単な手続きです。ここでは、スマートフォンのブラウザを使った場合を想定し、一つひとつのステップを丁寧に進めていきますので、安心してついてきてください。

マシュマロ3
マシュマロHPより

連携することで、単にメッセージのやり取りが可能になるだけではありません。あなたのTwitterプロフィール(アイコンや名前)がマシュマロのページに自動で反映されたり、「フォロワーからのみメッセージを受け付ける」といった限定的な設定が可能になったりと、より便利で安全な利用環境が整います。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。

ステップ1:マシュマロ公式サイトへアクセス

まず、お使いのスマートフォンのブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)で、「マシュマロ」と検索し、公式サイトにアクセスします。公式サイトのトップページが表示されたら、画面の中央付近にある赤色の「新規登録/ログイン」ボタンをタップしてください。このボタンが、すべての始まりです。

ステップ2:登録方法の選択

「新規登録/ログイン」をタップすると、登録方法を選択する画面に移動します。選択肢には「Twitterで登録/ログイン」の他に、「Google」「Apple」「メールアドレス」などがあります。どの方法でも登録は可能ですが、マシュマロの機能を100%活用するためには、最終的にTwitterアカウントとの連携が必要になります。そのため、ここでは最初から「Twitterで登録/ログイン」を選択するのが最も効率的で推奨される方法です。

なぜTwitter連携が推奨されるの?

マシュマロは、メッセージへの回答を「自身のTwitterアカウントへのツイート」という形で行うサービスです。そのため、メールアドレス等で登録した場合でも、回答を投稿する際には結局Twitterアカウントとの連携を求められます。二度手間を避けるためにも、最初の登録段階でTwitter連携を済ませておきましょう。

ステップ3:アプリ連携の承認(OAuth認証)

「Twitterで登録/ログイン」を選択すると、画面がTwitterのサイトに切り替わり、「マシュマロにアカウントの利用を許可しますか?」という確認画面が表示されます。これは「OAuth認証」と呼ばれる、多くのウェブサービスで採用されている安全な連携の仕組みです。

ここで許可を求められる権限には、以下のようなものが含まれます。

  • このアカウントのプロフィール情報とアカウント設定の参照。
  • このアカウントでツイート、リツイート、いいね、フォローなどを実行する。

「ツイートを実行する」といった権限に不安を感じる方もいるかもしれませんが、これはあなたがマシュマロで回答を作成した際に、あなたの代わりにツイートを投稿するために必要な権限です。マシュマロがあなたの許可なく、勝手に宣伝ツイートをしたり、意図しない投稿をしたりすることは決してありませんので、ご安心ください。内容を確認したら、画面下部にある青い「連携アプリを認証」ボタンをタップします。

複数のTwitterアカウントをお持ちの方への重要注意点

ブラウザで、マシュマロと連携させたいアカウントとは別のアカウント(例えば、趣味の裏アカウントなど)にログインしたままこの手順を進めると、意図しないアカウントとマシュマロが連携されてしまいます。必ず、連携させたい本命のアカウントでTwitterにログインしていることを事前に確認してから、このステップに進んでください。もし間違えてしまった場合は、一度マシュマロからログアウトし、ブラウザで正しいアカウントにログインし直してから、再度連携作業を行ってください。

ステップ4:登録完了とマイページの確認

連携の認証が正常に完了すると、画面は自動的にマシュマロのサイトに戻り、あなたのマイページが表示されます。画面上に「ご登録ありがとうございます!」といった歓迎のメッセージが表示されていれば、無事に登録と連携は完了です。

マイページには、連携したあなたのTwitterアカウントのアイコン、表示名、そしてユーザー名(@以下のID)が正しく表示されているはずです。これが、これからあなたのマシュマロ活動の拠点となります。まずは、ご自身の情報が正しく反映されているかを確認してみましょう。

マシュマロのURLの見つけ方と募集方法

マシュマロのURLの見つけ方と募集方法

無事にTwitterアカウントとの連携が完了し、あなたのマシュマロページが誕生しました。しかし、これは言わば「自分専用のポスト」が設置されただけの状態です。このポストの住所(URL)を他の人に知らせ、能動的に「お手紙(メッセージ)をください」と呼びかけなければ、メッセージが届くことはありません。ここでは、あなたのポストの住所である専用URLの見つけ方と、メッセージを効果的に募集するための具体的な方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

あなた専用URLの確認方法

まずは、メッセージを受け付けるための最も重要な情報である、あなた専用のURLを確認しましょう。このURLは、マシュマロにログインした後の「マイページ」にあります。あなたのプロフィールアイコンや名前が表示されているエリアのすぐ下にある、「メッセージを募集」と書かれたセクションに注目してください。そこに、`https://marshmallow-qa.com/あなたのユーザー名` という形式のURLが記載されています。これが、世界に一つだけのあなたのメッセージ受付窓口です。このURLをコピーしておけば、様々な場所で募集活動に利用できます。

募集方法1:基本の「Twitterで募集」

最も手軽で基本的な募集方法が、マシュマロの機能を使って直接Twitterに投稿する方法です。マイページの「メッセージを募集」ボタンをタップすると、自動的にTwitterの投稿画面が新しいウィンドウで開きます。

この投稿画面には、あらかじめあなたのマシュマロURLと、公式ハッシュタグ「#マシュマロを投げ合おう」が含まれた定型文が入力されています。もちろん、この文章は自由に編集可能です。ただURLを貼るだけでなく、どのようなメッセージを送ってほしいのかを具体的に書き添えることで、メッセージの投稿率を大きく高めることができます。

【経験談】メッセージが集まりやすくなるツイート文の工夫

どのようなメッセージを募集したいかに合わせて、ツイート文を工夫してみましょう。以下にいくつかのパターンを提示します。

  • テーマ提示型:「今週末に公開する新作イラストについて、感想や質問をマシュマロで募集します!」のように、具体的なテーマを設定すると、質の高いメッセージが集まりやすくなります。
  • ハードルを下げる型:「マシュマロはじめました!今日の晩ごはんの献立とか、どんな些細なことでも送ってくれると嬉しいです!」と呼びかけることで、質問を考えるのが苦手な人でも気軽に送りやすくなります。
  • 企画連動型:「明日のライブ配信で回答するマシュマロを募集します!〆切は明日の20時までです!」のように、目的と期限を明確にすると、短期間で多くのメッセージを集める効果が期待できます。

募集方法2:応用的な「URLを直接シェア」

コピーしたURLを使えば、Twitterの募集ツイート以外にも、様々な場所でメッセージを募ることが可能です。あなたの活動内容に合わせて、効果的な場所にURLを設置しましょう。

  • Twitterのプロフィール欄:最も多くの人の目に触れる場所です。固定ツイートに募集文を設置するのと並行して、プロフィールにもURLを記載しておくことで、あなたに興味を持った人がいつでもメッセージを送れるようになります。
  • その他SNS:Instagramのプロフィールやストーリーズのリンクスタンプ、Facebookの投稿など、あなたが利用している他のSNSでもURLを共有できます。
  • ウェブサイトやブログ:ご自身のウェブサイトやブログをお持ちであれば、サイドバーや記事の末尾に「匿名の感想はこちら」といった形でURLを設置するのが効果的です。
  • 動画の概要欄:YouTubeやTwitchなどで活動している場合、各動画の概要欄にURLを記載しておけば、動画の視聴者から直接フィードバックを受け取ることができます。

募集方法3:オフラインでも有効な「QRコード」

マシュマロのマイページでは、あなた専用のURLにアクセスできるQRコードを生成・ダウンロードすることもできます。このQRコードは画像データなので、オンラインだけでなくオフラインでの活用も可能です。

【QRコードの具体的な活用例】

  • ライブ配信者/Vtuber:配信画面の隅にQRコードを常時表示させておくことで、視聴者はスマートフォンをかざすだけでリアルタイムにメッセージを送れます。
  • 同人作家/イラストレーター:作成した同人誌の奥付やあとがき、イベントで配布する名刺やペーパーにQRコードを印刷しておけば、作品を読んだ直後の熱い感想を匿名で送ってもらいやすくなります。
  • セミナーやイベントの登壇者:プレゼンテーションの最後のスライドにQRコードを表示し、「本日の内容に関するご質問は、こちらから匿名でお送りください」と案内すれば、人前で質問するのが苦手な参加者からも意見を募ることができます。

安心のための「メッセージ受付範囲」設定

「いきなり全世界に公開するのは少し不安…」と感じる方は、「メッセージの受け付け範囲」を設定することをおすすめします。マイページの設定画面から、以下の4段階で受付範囲をコントロールできます。

  1. 誰からでもOK:最もオープンな設定です。
  2. ログインユーザーに限定:マシュマロにログインしているユーザーからのみ受け付けます。
  3. (自分の)Twitterフォロワーに限定:あなたのTwitterアカウントをフォローしている人からのみ受け付けます。最もクローズドで安心感の高い設定です。
  4. 受け付け停止:一時的にすべてのメッセージをシャットアウトします。

まずは「フォロワーに限定」からスタートし、マシュマロの利用に慣れてきたら「誰からでもOK」に切り替える、といった段階的な使い方も、安心してサービスを続けるための有効な手段です。

Twitterでマシュマロを送る方法

Twitterでマシュマロを送る方法

誰かが募集しているマシュマロを見つけたとき、あなたがメッセージ(質問、感想、応援の言葉など)を送る側になる手順は、驚くほどシンプルで直感的です。

マシュマロの大きな魅力の一つは、この「送る側の手軽さ」にあります。メッセージを送信するにあたって、あなた自身がマシュマロに会員登録をしたり、ログインしたりする必要は一切ありません。これにより、個人情報を一切明かすことなく、完全に匿名で、純粋な気持ちを相手に届けることができます。ここでは、その具体的な送信手順と、送信時に起こりがちな「よくある失敗」について詳しく解説します。

メッセージ送信の具体的な手順

それでは、実際にメッセージを送る3つのステップを見ていきましょう。

ステップ1:募集ツイート内にある専用URLをタップする
Twitterのタイムラインを眺めていると、「マシュマ-ロで質問募集中です!」といったツイートを見かけることがあります。そのツイートには、必ず`https://marshmallow-qa.com/`から始まる専用のURLが記載されています。メッセージを送りたいと思ったら、まずこのURLをタップしてください。これが相手のメッセージ受付ページへの入り口です。

【最重要】絶対にやってはいけない失敗例

ここで最も注意すべき点は、Twitterの「返信(リプライ)」機能を使ってメッセージを送らないことです。マシュマロの募集ツイートに対して直接リプライを送ってしまうと、それは匿名メッセージにはならず、あなたのTwitterアカウントからの「公開された返信」として、全世界のユーザーに見える形で投稿されてしまいます。匿名で送るつもりが、うっかり自分のアカウントで質問してしまった、という失敗は非常によくあるケースです。必ず、ツイート本文内のマシュマロURLをタップすることを徹底してください。

ステップ2:相手のマシュマロページで入力ボックスを見つける
URLをタップすると、ブラウザが起動し、相手のマシュマロページが表示されます。ページには相手のプロフィールアイコンや名前が表示されているはずです。画面を少し下にスクロールさせると、「匿名で〇〇さんにメッセージをおくる」と書かれた白い大きな入力ボックスが現れます。ここが、あなたがメッセージを書き込む場所です。

ステップ3:メッセージを入力し、「おくる」ボタンをタップする
入力ボックスの中に、送りたいメッセージを自由に書き込みましょう。質問、日頃の感謝、作品の感想など、伝えたい気持ちを素直に言葉にしてください。文章を書き終えたら、入力ボックスの下にある水色の「おくる」ボタンをタップします。これで、あなたのメッセージは相手の受信箱へと送られます。送信完了画面が表示されたら、操作はすべて終了です。

この一連の流れにおいて、あなたのTwitterアカウント情報やIPアドレスなどが相手に通知されることは一切ありません。安心して、あなたの「やさしい気持ち」を投げてみてくださいね^^

送信前に内容を再確認しよう

送信ボタンを押す前に、書いた内容を一度読み返してみることをお勧めします。特に、個人を特定できるような情報をうっかり書いていないかは注意深く確認しましょう。例えば、「今日の〇〇時にイベント会場の最前列で見てました!」といった具体的な記述は、受信者側があなたの身元を推測するヒントになってしまう可能性があります。匿名性を保ちたい場合は、個人情報や具体的な状況描写には注意を払いましょう。

マシュマロは登録しなくても送れるか

マシュマロは登録しなくても送れるか

この問いに対する答えは、明確に「マシュマロはアカウント登録をしなくても、誰でも送ることが可能です」となります。これは、マシュマロというサービスの根幹をなす非常に重要な仕様であり、その利便性と安全性を支える柱の一つです。メッセージを「受け取る側(募集主)」は、前述の通り本人確認と管理のためにTwitter(X)アカウントでの登録が必須となります。しかし、メッセージを「送る側」には、アカウント作成やログインといった一切の手続きが求められません。

この「登録不要」という設計思想が、なぜマシュマロをこれほどまでに多くの人に受け入れられるサービスたらしめているのか。その理由を、「手軽さ」「匿名性」「心理的ハードル」という3つの観点から深く掘り下げてみましょう。

メリット1:圧倒的な手軽さ!思い立った瞬間に気持ちを伝えられる

ウェブサービスにおいて、「新規アカウント登録」はユーザーが行動をためらう最も大きな障壁の一つです。メールアドレスやパスワードを設定し、認証メールを確認する…といった一連の作業は、たとえ数分のことであっても、面倒に感じてしまうものです。特に、誰かの創作物に感動したり、ふと感謝を伝えたくなったりしたその瞬間の「熱量」は、時間と共に薄れてしまいがちです。

マシュマロの登録不要システムは、この障壁を完全に取り払います。あなたが「伝えたい!」と思ったその瞬間に、相手の募集ページを開き、メッセージを書き、ボタンを押すだけで完結します。この圧倒的な手軽さが、一瞬の純粋な感情をそのままの鮮度で相手に届けることを可能にするのです。このスピーディーな体験が、コミュニケーションの機会損失を防ぎ、より多くの温かいメッセージが生まれる土壌となっています。

メリット2:究極の匿名性!安心して「本音」を届けられる

人は、自分が誰であるかを開示している状態では、無意識に「他者からどう見られるか」を気にしてしまい、建前や遠慮が混じった意見になりがちです。マシュマロの登録不要システムは、送信者のアカウント情報がサービス側に一切紐づかないことを意味します。これにより、システム的に極めて高いレベルの匿名性が確保され、送信者は安心して「本音」を伝えることができます。

これは、受信者であるクリエイターや発信者にとっても計り知れないメリットをもたらします。ファンからの「お世辞」や「遠慮」といったフィルターのかかっていない、率直な感想や意見は、今後の活動の方向性を決める上で非常に貴重なフィードバックとなります。「ここの表現が最高に好きです」「このキャラクターのこういうところをもっと見てみたい」といった生の声を拾い上げることができるのは、送信者が身元を気にせず安心してメッセージを送れる環境があってこそなのです。

メリット3:心理的ハードルの低さ!”見るだけ”の人も参加しやすい文化

SNSには「ROM専(Read Only Member)」と呼ばれる、自分からはあまり積極的に発信せず、主に他者の投稿を閲覧することを楽しむ層が数多く存在します。彼らにとって、アカウントを登録し、自らのアイデンティティをウェブ上に示すことには、少なからず心理的な抵抗が伴います。

マシュマロの登録不要という仕様は、こうした層の人々にとっても、コミュニケーションへの参加ハードルを劇的に下げます。「アカウントを作るほどではないけれど、この人に一言だけ伝えたい」というニーズを完璧に満たし、普段は表に出てこないサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)の声を拾い上げるきっかけとなります。これは、募集主が自身のファンの全体像をより正確に把握する上で、非常に重要な意味を持ちます。

登録不要だからこその注意点

送信者側が登録不要であることは多くのメリットを生む一方で、受信者側から見れば「誰からのメッセージか分からない」という側面も持ち合わせています。そのため、メッセージを送る際は、受信者が文脈を理解できるよう配慮することが大切です。例えば、特定のツイートや作品に対する感想を送る場合は、「〇月〇日の投稿を拝見しました」「〇〇という作品の△△のシーンについてですが」のように、何についてのメッセージなのかを明確に記述すると、相手に意図が伝わりやすくなります。匿名だからこそ、より一層の丁寧さが、円滑なコミュニケーションの鍵となります。


応用的なTwitterでのマシュマロのやり方

応用的なTwitterでのマシュマロのやり方

マシュマロの基本的な使い方をマスターしたら、次にもう一歩踏み込んで、より快適に、そしてより安全にサービスを使いこなすための知識を身につけましょう。

この応用編では、多くのユーザーが一度は直面する可能性のあるトラブルとその解決策や、匿名サービスならではのデリケートな疑問について、深く掘り下げていきます。「もし連携がうまくいかなかったら?」「送ったメッセージって、相手にどう見えているの?」「匿名って、どこまで安全なの?」といった、あなたの”もしも”の不安に、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

  • マシュマロとTwitter連携ができない場合
  • マシュマロで確認済みにしたら相手にバレるか
  • マシュマロで匿名がバレる可能性について
  • ツイッターのマシュマロがうざいと感じる場合
  • 総まとめ:Twitterでのマシュマロのやり方

マシュマロとTwitter連携ができない場合

「さあ、マシュマロを始めよう!」と意気込んで登録ボタンを押したものの、なぜかエラーが表示されて先に進めない…。

これは、マシュマロを利用しようとした多くの人が経験する、非常によくあるトラブルの一つです。しかし、どうかここで諦めないでください。連携が失敗する原因は、いくつかの特定のパターンに集約されることがほとんどで、一つひとつ原因を切り分けて対処すれば、多くの場合解決できます。これはあなただけの問題ではありません。まずは落ち着いて、以下のチェックリストを上から順番に確認していきましょう。

原因1:Twitter(X)のログイン情報の誤入力

最も基本的でありながら、意外と多いのがこのケースです。連携画面で入力するTwitterのユーザー名(またはメールアドレス、電話番号)とパスワードが、本当に正しいものか、今一度見直してみてください。

  • 全角と半角:特にパスワード入力時、意図せず全角文字が混じっていませんか?
  • 大文字と小文字:パスワードは厳密に区別されます。Caps Lockが有効になっていないか確認しましょう。
  • 自動入力機能の罠:ブラウザやパスワード管理ツールが、古い、あるいは別のアカウントの情報を自動で入力してしまっている可能性があります。一度自動入力を削除し、手動で丁寧に入力し直してみてください。

まずはTwitter公式サイトに、同じログイン情報で正常にログインできるかを試してみるのが、最も確実な確認方法です。

原因2:ブラウザの一時的な問題(キャッシュとCookie)

入力情報が正しいはずなのにエラーが出る場合、次に疑うべきはWebブラウザ側の問題です。ブラウザは、一度表示したサイトの情報を「キャッシュ」として、またログイン状態などを「Cookie」として一時的に保存し、次回の表示を高速化しています。しかし、これらの古い情報が原因で、新しい認証プロセスが正常に機能しないことがあります。

キャッシュとCookieとは?

少し専門的に聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「ブラウザの一時的な記憶」です。キャッシュは一度見たページの画像などを保存しておくことで、次に同じページを開くのを速くします。Cookieはログイン情報などを保存し、「ログインしたままにする」機能を実現します。この記憶が古いままだと、ウェブサービスが正しく動かなくなることがあるのです。

この問題に対する最も効果的な解決策は、ブラウザのキャッシュとCookieを削除することです。各ブラウザの設定メニューから履歴データの削除が行えます。ただ、「全データを消すのは少し抵抗がある…」という方には、より手軽な「シークレットモード(プライベートブラウジング)」でマシュマロのサイトを開き、再度連携を試す方法を強くお勧めします。シークレットモードは過去のデータを一切利用しない状態でサイトにアクセスするため、問題の切り分けに非常に有効です。

原因3:Twitter(X)側のシステム障害やAPIの問題

あなたやブラウザに何の問題がなくても、連携ができないケースもあります。それは、連携先であるTwitter(X)のシステム自体に、一時的な障害が発生している場合です。

また、「API」と呼ばれる、Twitterとマシュマロのような外部サービスが連携するための「お約束事」が、Twitterの仕様変更によって一時的に利用できなくなっている可能性も考えられます。このような場合、利用者側でできることは残念ながらありません。

「もしかしてTwitter側の問題かも?」と感じたら、以下の方法で情報を確認してみましょう。

  • Twitterで「Twitter 障害」「マシュマロ 連携できない」などのキーワードで検索し、他の人も同様の状況に陥っていないか確認する。
  • Xの公式ステータスアカウント(例: @XStatus)や、ニュースサイトで障害情報が報じられていないか確認する。

もし多くの人が同じ問題を報告しているようであれば、それはあなた個人の問題ではありません。復旧を待って、数時間後、あるいは翌日に再度試してみてください。

原因4:ブラウザの各種機能による干渉

セキュリティソフトやブラウザの拡張機能(アドオン)が、認証プロセスを妨げている可能性もあります。

  • ポップアップブロック機能:認証画面は新しいウィンドウ(ポップアップ)で開くことがあります。ブラウザの設定でポップアップがブロックされていると、この画面が表示されずに処理が止まってしまいます。一時的にマシュマロのサイトに対するポップアップブロックを許可してみてください。
  • 広告ブロック系の拡張機能:一部の広告ブロッカーが、認証に必要な通信まで誤って遮断してしまうことがあります。一度、拡張機能を無効にした状態で連携を試してみる価値はあります。

それでも解決しない場合は

上記のすべての対処法を試しても連携がうまくいかない場合は、マシュマロの運営に直接問い合わせることを検討しましょう。マシュマロの公式サイトには通常、問い合わせ用のフォームが用意されています。連絡する際は、以下の情報をできるだけ詳しく伝えると、問題解決がスムーズになります。
・利用しているOS(例:Windows 11, iOS 17など)
・利用しているブラウザとそのバージョン(例:Google Chrome 128)
・エラーが表示される場合は、そのメッセージの正確な全文
・これまでに試した対処法

マシュマロで確認済みにしたら相手にバレるか

マシュマロで確認済みにしたら相手にバレるか

受信箱に届いたたくさんのメッセージ。すべてに回答するのは難しいけれど、読んだことは記録しておきたい…。そんな時に便利なのが「確認済み」機能です。

しかし、このボタンを押すとき、「これを押したら、相手に”既読”みたいな通知が行ってしまうのでは?」と不安に感じたことはないでしょうか。

特に、回答しづらい質問や、返信に迷うメッセージの場合、送信者に余計な憶測をさせたくないと思うのは自然なことです。結論から申し上げますと、あなたが受信したマシュマロを「確認済み」にしても、その操作がメッセージの送信者に伝わる(バレる)ことは一切ありません。

この仕様は、受信者が安心してメッセージを管理・整理できるようにするための、重要なプライバシー配慮の一つです。ここでは、「確認済み」機能の本来の役割と、送信者側からはどのように見えているのか、そして混同されがちな「お気に入り」機能との決定的な違いについて、詳しく解説していきます。

「確認済み」機能の本来の役割とは?

「確認済み」は、LINEの「既読」機能とは全く異なる、受信者専用のタスク管理ツールです。その主な役割は、日々増え続けるメッセージを受信者自身が効率的に整理し、対応漏れを防ぐことにあります。具体的には、以下のような目的で使われます。

  • メッセージの仕分け:受信箱(「あなた宛」タブ)には、未対応のメッセージが時系列で並びます。この中から、回答済みのものや、回答はしないけれど内容は読んだものを「確認済み」に移動させることで、受信箱を常に「これから対応すべきタスクリスト」としてクリーンな状態に保つことができます。
  • 対応の保留:例えば、「長文でじっくり回答したいメッセージ」や「企画でまとめて回答したい質問」などを、一旦「確認済み」に移動させて保留扱いにする、といった使い方ができます。「確認済み」にしたメッセージは、いつでも受信箱(「あなた宛」タブ)に戻すことが可能です。
  • 回答しない意思表示(自分用):センシティブな内容で回答が難しい、あるいは質問の意図が不明瞭で答えようがない、といったメッセージに対して、自分の中で「これは対応済み」と区切りをつけるために使います。

このように、「確認済み」という操作は、完全にあなたの管理画面の中だけで完結する内部的な処理です。送信者の画面に変化をもたらしたり、何らかの通知を送ったりする機能は、システム的に一切実装されていません。

送信者側からはどう見えているのか?

メッセージを送った側には、自分の送信したメッセージが「いつ読まれたか」「確認済みになったか」「削除されたか」といったステータスを追跡する手段は、一切提供されていません。

送信者が確認できるのは、自分の送ったメッセージに対して、相手がTwitter上で「回答を投稿したか、していないか」という事実のみです。あなたがメッセージを読んでいようがいまいが、確認済みに入れていようが、送信者側からは何も知ることはできないのです。この非対称性が、受信者の精神的な負担を軽減し、「すべてのメッセージに返信しなければ」というプレッシャーから解放してくれる重要な役割を担っています。

【要注意】「お気に入り」機能との決定的な違い

ここで一つ、非常に重要な注意点があります。それは、「お気に入り(ハートマーク)」機能は、「確認済み」とは挙動が全く異なるという点です。

受信したメッセージの横にあるハートマークをタップして「お気に入り」に追加する操作は、「確認済み」とは違い、送信者に通知が届く可能性があります。具体的には、以下の条件が揃った場合に通知が発生します。

  1. メッセージの送信者が、マシュマロにログインしているユーザーであること。
  2. その送信者が、マシュマロの通知設定で「お気に入りされた時の通知」を有効にしていること。

この場合、送信者の登録メールアドレス宛に「あなたの送ったマシュマロが〇〇さんにお気に入りされました」という内容の通知が届きます。

「この質問、面白い!」「後で絶対答えよう」といったポジティブな意思表示として「お気に入り」を使うのは素晴らしいコミュニケーションですが、「相手に知られずにブックマークしたい」という意図で使うと、予期せず相手にアクションが伝わってしまう可能性があります。「確認済み」と「お気に入り」の役割の違いは、明確に理解しておきましょう。

マシュマロで匿名がバレる可能性について

マシュマロで匿名がバレる可能性について

「匿名」という言葉は、私たちに表現の自由と安心感を与えてくれます。しかしその一方で、「本当に自分の身元はバレないのだろうか?」という根源的な不安がつきまとうのも事実です。特に、応援しているクリエイターに本音の感想を伝えたい、少し踏み込んだ質問をしてみたい、と考えたとき、この匿名性の信頼度は非常に重要になります。

結論から言うと、マシュマロのシステムは技術的に非常に高い匿名性を確保しており、通常の利用で身元がバレる可能性は極めて低いと言えます。しかし、それは絶対的な安全を100%保証するものではありません。ここでは、マシュマロが匿名である技術的な理由と、それでもなお身元が特定され得る例外的なケースについて、両方の側面から深く、そして誠実に解説していきます。

システム上、なぜ匿名性が高く保たれるのか?

マシュマロが「バレない」と言われるのには、しっかりとした技術的な根拠があります。私たちがインターネットを利用する際、通常は「IPアドレス」という、個々のデバイスに割り振られたインターネット上の住所のような情報が通信先に記録されます。

しかし、マシュマロのサーバーは、メッセージを中継する際にこのIPアドレスや、送信者のアカウント情報といった個人に紐づくデータを、メッセージの受信者に一切渡さないように設計されています。受信者が受け取るのは、純粋な「メッセージのテキストデータ」のみです。そのため、受信者がハッキングなどの特別な技術を用いたとしても、システムから直接的に送信者を特定することは不可能に近いのです。

IPアドレスとは?

IPアドレス(Internet Protocol Address)は、スマートフォンやパソコンなど、インターネットに接続された機器一台一台に割り当てられる、識別番号のことです。これは、現実世界の「住所」や「電話番号」に例えられ、どこからアクセスしているかを特定する手がかりになります。マシュマロは、この「住所」情報を受信者に伝えないことで、送信者のプライバシーを保護しています。

【要注意】それでも匿名がバレる2つの例外的なケース

技術的に安全であっても、以下のような「人間的・社会的な要因」によって、匿名が崩れてしまう可能性はゼロではありません。これらのリスクを正しく理解しておくことが、自分自身を守る上で非常に重要です。

ケース1:メッセージの内容や特徴からの推測(最も現実的なリスク)

システムからの情報漏洩よりも、はるかに現実的な身バレの原因は、あなた自身が書いた「メッセージの内容」です。受信者は、送られてきたメッセージを読んで「この書き方、この話題…もしかしてあの人では?」と推測することができます。これは、あなたが意図せず残してしまった「言葉の指紋」から身元を推測されるようなものです。特に、以下のような内容は推測のヒントを与えやすいため、注意が必要です。

  • 関係者限定の情報:「先日の社内ミーティングでの〇〇さんの発言、素晴らしかったです」など、ごく限られた人間しか知り得ない情報を書いてしまう。
  • 特徴的な文体や口癖:普段から多用している特定の言い回し、絵文字・顔文字、専門用語などを無意識に使ってしまう。
  • 個人的な体験談:「以前、〇〇のイベントでお話しさせていただいた者ですが…」など、受信者との個人的な接点を仄めかしてしまう。
  • 送信タイミング:ライブ配信を視聴しながら、その内容にリアルタイムで言及するメッセージを送ると、「今、この配信を見ている誰か」に絞り込まれてしまいます。

マシュマロはあくまで「言葉」を匿名で届けるサービスであり、その言葉に込められたあなたの個性や背景までを隠してくれるわけではない、ということを理解しておきましょう。

ケース2:犯罪行為と法的手続きによる情報開示

これは極めて例外的なケースですが、匿名性を悪用して、脅迫や殺害予告、深刻な名誉毀損といった犯罪行為が行われた場合、話は全く別です。被害を受けた受信者が警察に被害届を提出し、弁護士を通じて「発信者情報開示請求」という法的な手続きを取った場合、裁判所がプロバイダ(この場合はマシュマロの運営会社や通信会社)に対して、情報開示を命じることがあります。

この法的手続きは、日本国内では「プロバイダ責任制限法」に基づいて行われます。権利侵害が明白であると司法に判断された場合に限り、運営会社は捜査機関などに対して、当該メッセージが送信された際のIPアドレスやタイムスタンプといった通信ログを開示する義務が生じます。そして、その情報を元に、警察が犯人を特定するという流れになります。

匿名は「無法地帯」ではない

この法的措置は、通常の感想や質問を送っている大多数の善良なユーザーには全く関係のない話です。しかし、「匿名だから何を書いてもバレない」というのは大きな間違いである、という事実は厳然として存在します。マシュマロは、あくまで健全なコミュニケーションのためのツールであり、その匿名性は、犯罪行為を隠蔽するためには機能しないことを強く認識しておく必要があります。(参照:総務省 違法・有害情報相談センター

結論として、マシュマロは適切に利用している限り、非常に安全な匿名サービスです。しかし、その安全性は、私たちユーザー自身の「言葉選び」と「相手への敬意」という、人間的なリテラシーの上に成り立っているということを、決して忘れてはなりません。

ツイッターのマシュマロがうざいと感じる場合

ツイッターのマシュマロがうざいと感じる場合

マシュマロは、その理念通り多くのユーザーに「やさしい交流」の場を提供しています。しかし、その一方で、利用者の意図や状況によっては「うざい」「正直、少し迷惑…」と感じられてしまう側面があるのも事実です。

この感情は、メッセージを「受け取る側」が感じる不快感と、タイムラインを「閲覧する側」が感じる不快感の、大きく分けて2つの立場から生じます。大切なのは、それぞれの立場で利用できる適切な対処法を知り、自分にとって快適な距離感でマシュマロと付き合っていくことです。ここでは、両者の視点から、具体的な「うざい」の正体と、それをスマートに解決するための実践的な方法を詳しく解説します。

【受信者向け】回答に困る・不快なメッセージへの対処法

マシュマロのAIフィルターは非常に優秀ですが、あくまで「明確な悪意や攻撃性」を検知するものです。そのため、悪意はないものの回答に窮するメッセージや、個人的に不快だと感じるグレーゾーンのメッセージが届いてしまうことは避けられません。こうしたメッセージへの対処法を知っておくことは、精神的な負担を溜めずにマシュマロを長く続けるための重要なスキルです。

1. 回答に困るメッセージは「華麗にスルー」する勇気

「一言だけのメッセージ(例:『好きです』)」「プライベートに踏み込みすぎた質問」「意図が全く読み取れない文章」など、どう返信すれば良いか分からないメッセージは意外と多く届きます。真面目な人ほど「すべてに丁寧に答えなければ」と思いがちですが、その必要は全くありません。
回答する義務も、すべてのメッセージを歓迎する義務も、あなたにはないのです。こうしたメッセージは、無理にひねり出して回答する必要はありません。黙って「確認済み」フォルダに移動させ、自分の中で「対応完了」としてしまいましょう。これが最もシンプルで効果的な自己防衛策です。

2. 特定の話題を避ける「ミュートワード機能」の活用

個人的に触れられたくない話題や、見たくない単語が繰り返し送られてくる場合は、「ミュートワード機能」が非常に有効です。マシュマロの設定ページから、特定の単語を登録しておくことで、その単語を含むメッセージが受信箱に表示されなくなります。

【効果的なミュートワード設定の例】

  • 個人情報に関連する単語:ご自身の本名、住んでいる地域、職業など。
  • 触れられたくない話題:過去の活動、家族構成、恋愛に関する話題など。
  • 不快な単語:過度な下ネタや、特定の差別的な表現など。
  • 比較される対象:「〇〇(他の活動者名)さんと比べて~」といった内容を避けるために、他の活動者の名前を登録しておく。

この機能を活用することで、あなただけの快適な受信環境をカスタマイズすることが可能です。

3. 悪質な場合は「スパム報告」と「ブロック」

AIフィルターをすり抜けてきた明確な悪意のあるメッセージや、執拗な連続投稿に対しては、より強力な対処が必要です。

  • スパム報告:メッセージの横にある旗のマークから行えます。これはマシュマロ運営への「通報」であり、AIの学習データとして活用され、サービスの精度向上に繋がります。
  • ブロック:特定の送信元からのメッセージを、今後一切受け付けなくする機能です。これはIPアドレス単位での拒否となるため、即時的な効果が期待できます。ただし、相手がインターネット回線を切り替えるなどすれば、再び送信可能になる場合もあります。

不快なメッセージは溜め込まず、これらの機能をためらわずに利用して、ご自身の心を守ることを最優先してください。

【閲覧者向け】タイムラインが回答だらけ…を解決する方法

フォローしている敬愛するクリエイターが、マシュマロの回答を立て続けに投稿し、自分のタイムラインがそれだけで埋め尽くされてしまう…。

これは、マシュマロを利用していない閲覧者側が感じる、最も典型的な「うざい」の感情です。「フォローは外したくない。でも、マシュマロの投稿だけを非表示にしたい」という、このジレンマはTwitter(X)の標準機能である「ミュート」でスマートに解決できます。

キーワード「marshmallow-qa.com」をミュートしよう

マシュマロの回答ツイートには、必ず`marshmallow-qa.com`というURLが含まれています。この文字列をキーワードとしてミュート設定することで、マシュマロの回答ツイートだけを、あなたのタイムラインから非表示にすることが可能です。

【設定手順の例(スマートフォンアプリ)】

  1. 「設定とプライバシー」を開く。
  2. 「プライバシーと安全」→「ミュートとブロック」→「ミュートするキーワード」を選択。
  3. 右下の「+」ボタンをタップし、`marshmallow-qa.com`と入力して保存。

この設定を行えば、フォローしている相手の日常ツイートや作品投稿はこれまで通り表示され、マシュマロの回答だけが綺麗に消え去ります。相手にミュートしたことがバレることも一切ありません。これにより、良好なフォロー関係を保ったまま、あなたのタイムラインの快適さを取り戻すことができます。

総まとめ:Twitterでのマシュマロのやり方

この記事では、Twitter(X)と連携して利用できる匿名メッセージサービス「マシュマロ」について、基本的な登録方法から、メッセージの効果的な募集・送信方法、さらには連携エラーや不快なメッセージへの対処法といった応用的な知識まで、考えうるあらゆる情報を網羅的に解説しました。

マシュマロは、正しく理解して活用すれば、クリエイターや発信者とファンの間の距離を縮め、温かく安全なコミュニケーションを育むための、非常に強力なツールとなり得ます。最後に、本記事で解説した重要なポイントをリスト形式で振り返りましょう。

  • マシュマロは悪意あるメッセージをAIが自動でフィルタリングする安全性の高い匿名メッセージサービス
  • メッセージを送る側はアカウント登録が一切不要で手軽に利用できる
  • メッセージを受け取る側はTwitter(X)アカウントとの連携が必須
  • 連携ができない主な原因はログイン情報の誤りかブラウザのキャッシュの問題であることが多い
  • シークレットモードでの再試行は連携エラーの有効なトラブルシューティング手段
  • メッセージの募集は専用URLをツイートするのが基本だがQRコードの活用も効果的
  • どのようなメッセージが欲しいかを具体的に書くとコミュニケーションが活性化しやすい
  • メッセージ送信時はTwitterの返信機能を使わず必ずマシュマロのURLをタップする
  • 受信したメッセージを「確認済み」にしても送信者に通知されることはない
  • 「お気に入り」登録は条件によって送信者に通知される可能性があるため注意が必要
  • システム上の匿名性は非常に高いがメッセージ内容から個人が推測されるリスクは存在する
  • 脅迫など法に触れる悪質な投稿は発信者情報開示請求の対象となり得る
  • 受信者はミュートワードやブロック機能で不快なメッセージから自身を守ることができる
  • 閲覧者は「marshmallow-qa.com」をミュートすることでタイムラインの快適さを保てる
  • マシュマロを上手に使いこなしファンとの信頼関係を深めることが大切

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