LINEスタンプを作ってみたい。でも、どんな方法があるのかわからない…。
そんな疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。実は、iPhoneやiPadがあれば、手書きのイラストやお気に入りの写真を使って、オリジナルのLINEスタンプを作ることができます。
ただし、注意点もあります。LINEスタンプは作った本人でも基本的には購入が必要です。また、1個売れた時の収益や審査基準など、知っておくべきことがたくさんあります。この記事では、iPhoneを使ったLINEスタンプの作り方を、初心者にもわかりやすく解説していきます^^
目次
LINEスタンプの作り方 手書きでiPhoneを使う方法
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手書きのLINEスタンプを作るために必要なもの
手書きのLINEスタンプを作るために必要なものは、主に以下の通りです。
- イラストを描くための道具:
- 紙: コピー用紙やスケッチブックなど、イラストを描きやすいもの。
- ペン: 黒色の油性ペンや水性ペンなど、イラストの線を描くのに適したもの。
- 消しゴム: 下書きを消したり、修正したりするのに使う。
- 色鉛筆やカラーペン: イラストに色を塗る際に使う。(必要であれば)
- イラストをデータ化するための道具:
- スマートフォンまたはタブレット: 描いたイラストを写真に撮るために使う。
- スキャナー: イラストをデータとして取り込む際に使う。(必要であれば)
- 画像編集ソフト:
- Adobe PhotoshopやGIMPなど、イラストの加工や編集に使うソフト。
- 背景を透明にする、サイズを調整するなどの作業に必要。
- LINEアカウント:
- LINEスタンプを販売するためには、LINE Creators Marketに登録する必要がある。
- LINEアカウントはその登録に必要。
LINEスタンプを作る基本的な流れ
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手書きのLINEスタンプを作る基本的な流れは、以下の通りです。
- イラストを描く:
- アイデアを練り、下書きをする。
- 下書きを清書し、色を塗る。(必要であれば)
- イラストをデータ化する:
- スマートフォンやスキャナーでイラストをデータとして取り込む。
- 画像編集ソフトでイラストを加工・編集する。
- 背景を透明にする。
- サイズを調整する。
- 必要であれば、文字や装飾を加える。
- LINEスタンプを登録する:
- LINE Creators Marketにアクセスし、LINEアカウントでログインする。
- 作成したイラストデータをアップロードし、必要事項を入力する。
- 審査をリクエストする。
- LINEスタンプを販売する:
- 審査に通過したら、LINE Creators Market上で販売開始の手続きを行う。
- 販売開始後、LINEスタンプショップで販売される。
上記はあくまで基本的な流れであり、使用するツールやソフト、イラストの内容によって手順が異なる場合があります。
LINEスタンプの制作ガイドラインや審査基準をよく確認し、ガイドラインに沿ったスタンプを作成しましょう。
iPhoneで手書きスタンプを作るメリット・デメリット
iPhoneで手書きスタンプを作ることは、手軽にオリジナルスタンプを作成できる魅力的な方法です。しかし、いくつか注意しておきたい点もあります。ここでは、iPhoneで手書きスタンプを作るメリットとデメリットを具体的に解説します。
メリット
- 手軽さ: iPhoneと指、またはタッチペンさえあれば、いつでもどこでも手軽にスタンプ作りを始められます。
- 独自性: 自分の手で描くことで、世界に一つだけのオリジナルスタンプを作ることができます。
- 表現の自由度: 手書きならではの温かみや個性を表現することができます。
- 無料: 多くの手書きスタンプ作成アプリは無料で利用できます。
デメリット
- 技術: ある程度の描画スキルが必要になります。
- 手間: 納得のいくスタンプを作るには、時間と手間がかかる場合があります。
- 機能: iPhoneアプリでは、PCの画像編集ソフトに比べて機能が限られる場合があります。
- 審査: LINEスタンプとして販売するには、LINEの審査を通過する必要があります。
手書きスタンプを作るためのおすすめアプリ
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iPhoneで手書きスタンプを作るためのおすすめアプリは、以下の通りです。
- LINEスタンプメーカー: LINE公式アプリなので、LINEスタンプの作成から申請までスムーズに行えます。
- ibisPaint X: 多機能なペイントアプリで、手書きイラストだけでなく、写真加工やテキスト入力も可能です。
- Adobe Fresco: Adobe社のプロ向けペイントアプリで、本格的なイラスト制作ができます。
- Procreate: iPad専用の有料アプリですが、豊富なブラシや機能でクオリティの高いイラストを作成できます。
これらのアプリは、いずれも無料でダウンロードできます。まずは試してみて、自分に合ったアプリを見つけるのがおすすめです。
補足
- アプリによっては、有料の機能や素材もあります。
- LINEスタンプの審査基準は変更される場合がありますので、最新の情報を確認するようにしましょう。
iPhoneアプリを活用すれば、手軽に個性的なLINEスタンプを作成できます。ぜひ挑戦してみてください。
LINEスタンプの作り方 手書きでiPhoneを活用するポイント
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LINEスタンプメーカーを活用する手順
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LINEスタンプメーカーは、LINE公式が提供する無料のスタンプ作成アプリです。このアプリを使えば、手描きのイラストや写真を簡単にLINEスタンプにすることができます。ここでは、LINEスタンプメーカーを活用する手順を具体的に解説します。
- アプリをインストール:
- App StoreまたはGoogle Playストアから「LINEスタンプメーカー」アプリをダウンロードし、インストールします。
- スタンプを作成:
- アプリを起動し、「スタンプを作成」をタップします。
- イラストを描く、写真や動画を加工する、既存のイラストを読み込むなど、作りたいスタンプに合わせて素材を選択します。
- 必要に応じて、手書き機能でイラストを描いたり、写真に文字やスタンプを追加したりして、スタンプを編集します。
- スタンプを登録:
- 作成したスタンプを8個以上用意したら、「販売申請」をタップします。
- スタンプのタイトルや説明文を入力し、販売価格を設定します。(無料スタンプとして公開することも可能です。)
- LINE Creators Marketの審査ガイドラインを確認し、問題なければ審査をリクエストします。
- スタンプを販売:
- 審査に通過すると、LINEスタンプショップでスタンプが販売開始されます。
- 販売開始後、友達や家族にスタンプをプレゼントしたり、SNSで宣伝したりすることができます。
LINEスタンプメーカーを使えば、イラストを描くのが苦手な人でも、手軽にオリジナルのLINEスタンプを作成できます。ぜひ活用してみてください。
自作のLINEスタンプをLINEで送る方法
LINEスタンプメーカーで作成したスタンプは、LINEアプリを使って友達や家族に送ることができます。ここでは、その方法を具体的に説明します。
- LINEアプリを起動:
- LINEアプリを起動し、スタンプを送りたい相手とのトークルームを開きます。
- スタンプを選択:
- トークルーム下部にあるスタンプボタンをタップし、スタンプ一覧を表示します。
- 作成したスタンプが一覧に表示されるので、送りたいスタンプを選択します。
- スタンプを送信:
- 選択したスタンプがトークルームに表示されるので、送信ボタンをタップします。
- これで、自作のLINEスタンプを友達や家族に送ることができます。
補足
- 作成したスタンプをLINEで送信するには、LINEスタンプメーカーでスタンプを登録し、LINEアプリと連携する必要があります。
- プライベート設定でスタンプを非公開にしている場合は、URLを知っている人だけがスタンプをダウンロードできます。
自作のLINEスタンプをLINEで送って、友達や家族とのコミュニケーションをさらに楽しんでください。
LINEスタンプは作った人は無料で使えるのか?
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結論から言うと、一部例外を除き、LINEスタンプを制作したクリエイター自身も、基本的には購入する必要があります。 無料で使えるわけではありません。
なぜ、作った本人が購入する必要があるのか?
LINEスタンプは、LINEのプラットフォーム上で販売されるデジタルコンテンツです。制作したスタンプは、LINEの審査を経て承認されると、LINEストアやスタンプショップで販売できるようになります。
この販売の仕組みは、一般的な商品と同じです。例えば、パン屋さんがパンを作っても、自分で食べるためには代金を支払いますよね?(試食など例外はありますが)LINEスタンプも同様に、制作したクリエイターと購入者は別の立場として扱われます。
より詳しく背景を説明します
LINEスタンプの収益は、クリエイターとLINE社で分配されます。クリエイターが無料でスタンプを使えるようにしてしまうと、LINE社側の収益が減ってしまいます。LINEスタンプのプラットフォームを維持・運営するためには、収益が不可欠です。
ただし!例外もあります!
- 審査時のプレビュー機能: LINE Creators Marketの管理画面では、スタンプの審査申請時に、プレビュー機能を使って自分のスタンプをLINEアプリ上で確認できます。このプレビュー機能は、あくまで確認用であり、実際にトークで使用できるわけではありませんが、無料でスタンプの動きや表示を確認できます。
- 「自分用に購入」という考え方: 気持ちの問題ではありますが、「自分が作ったスタンプの最初の購入者になる」という考え方もできます。自分の作品を最初に購入することで、売上ランキングに貢献し、他のユーザーの目に触れる機会を増やすことにも繋がるかもしれません。
- (非公式な方法) ごくまれに、キャンペーンやプロモーションで、クリエイター自身にスタンプがプレゼントされるケースもあるようですが、これは一般的ではありません。
このように、残念ながら、LINEスタンプはクリエイター自身も購入する必要があります。しかし、それはLINEのプラットフォームを維持し、クリエイターが活動を続けられる環境を整えるためでもあります。「自分用に購入する」というポジティブな考え方で、自身の作品を応援しましょう。
iPhoneで手書きLINEスタンプの作り方まとめ
- イラスト制作には紙、ペン、消しゴム、色鉛筆などの基本的な画材が必要
- スマートフォンやスキャナーでイラストをデジタルデータ化する
- 背景透過や画像編集にはPhotoshopやGIMPなどのソフトを使用
- LINE Creators Marketへの登録にはLINEアカウントが必須
- スタンプ申請には8個以上のイラストデータが必要
- iPhoneでの作成は場所を選ばず手軽に制作可能
- アプリは「LINEスタンプメーカー」「ibisPaint X」「Adobe Fresco」などが人気
- 手書きならではの温かみと個性的な表現が可能
- LINEの審査基準に沿った制作が必要
- スタンプのタイトルや説明文、販売価格の設定が重要
- 制作者自身も基本的にスタンプを購入する必要がある
- プレビュー機能で審査前に作品の確認が可能
- 審査通過後はLINEスタンプショップで販売開始
- SNSでの宣伝や友達へのプレゼントが可能
- プライベート設定で非公開販売も選択可能
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「LINEスタンプを作りたいけど、絵も描けないし手順もわからない…どうすればいいの?」
スマートフォンの普及で身近になったLINEスタンプ制作。でも、実際に始めようとすると必要な道具や作り方、審査基準など、わからないことだらけで挫折してしまう人も少なくありません。特にデータ化の段階でつまずいてしまうと、せっかく描いた作品が台無しになってしまう可能性も。
そんな悩みを解決するために、まずは確実なデータ保存の方法を知っておくことが大切です。万が一の場合に備えて、データ復旧のプロフェッショナル【デジタルデータリカバリー】に相談することをおすすめします。11年連続で国内売上シェアNo.1を誇る信頼性の高さで、スマートフォンやPCのデータを確実に救出。
きっと、あなたの大切なスタンプデータを守り、クリエイターとしての第一歩を安心してスタートできますよ^^
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LINEスタンプメーカーなどのアプリを使えば、スマホだけでスタンプ制作が可能です。ペンで描いた手書きの絵をデータ化したり、文字を入れたりするのも簡単。作ったステッカーはLINEで送ることもできます。